株式会社AWARDです。
皆さんは『ファイナンシャルゴール』という言葉を聞いたことがありますか?その言葉の意味の通り、お金の面での人生目標、ということになります。本日はこのファイナンシャルゴールについて考えてみましょう。
貯蓄だけではいけない?
日本人の場合、多くのお金を稼いでいる人でも、稼いだお金をそのまま貯蓄にまわしていることが少なくありません。そのため、ファイナンシャルゴールも、
・老後までに〇〇〇万円貯める
・一億円の資産を作る
といった貯める金額だけの目標になっている場合が多いです。目標が定まっており、そこに向かって行動をしているという意味で言えば、なにも考えていない方よりもはるかにお金に対する考え方が確立されていると言えます。しかし、ただお金を貯めているだけですと、自分自身がお金を稼ぐことができないときが来たら、貯めたお金を取り崩すだけというときがくることを想像しておく必要があるでしょう。
本当の資産はお金を生み出す
こうしたことを知っていると、わたしたちは本当の意味での資産を築いていく必要があることがわかります。世の中には経済的に満たされて、お金で困らないというフェーズに入っている方々がいらっしゃいます。こうした方は、本当の資産を持つことによって、経済的に満たされる状態になっているのです。
本当の意味での資産とは、
お金を生み出す資産のこと
です。それは不動産や株式、債券であることが多いでしょう。土地と建物といった不動産を多く持つ方は、それらの資産を人に貸すことによって安定したお金を【継続的に】得ることができます。株式をたくさん保有している方は、その企業が稼ぎ出した利益の一部を【継続的に】配当や値上がり益として得ることができます。債券を持つ方は、【継続的に】利子を受け取ることができます。
このような本当の意味での資産を持つことで、自分自身が働くのをやめた後でも安定してお金が自分のもとへ入ってくる状態を作り出すことができるのです。こうした資産が生み出すお金は、資産収入と言われるものになります。
ファイナンシャルゴールの決定
資産額に加えて資産収入を考慮して自身のファイナンシャルゴールを設定したら、何が起きるでしょうか。何事も目標を設定することで、そこへ到達するために必要な行動を考えていくことができます。
一つの例として、資産1億円に加えて、毎年入ってくる資産収入が300万円あったとしたら、将来の生活は安定すると思う方は多いのではないでしょうか。厚生年金に入っている方であれば、年金と組み合わせながら資産を減らさずに生活していくことも可能な金額かと思います。こうして継続的に生まれる資産収入を築くことで真の意味でのお金の安心を得ることができるのではないでしょうか。
ファイナンシャルゴールは、あくまでもお金に関する目標です。しかし、このファイナンシャルゴールのことを考えないでいると、他の様々な人生目標の達成にあたって常にお金のことが付いて回ることにもなるのではないでしょうか。お金のことを学び行動すれば、自分が設定したファイナンシャルゴールへの最短ルートは見えてきます。ぜひより多くの方々にお金のことを学んでいただき、目標達成のために行動を起こしていただきたいと思います。