収入と貯蓄の関係性
2019.4.15

株式会社AWARDです。

収入が将来の資産におよぼす影響があるのは、多くの方が知るところでしょう。当然お金をたくさん稼いでいる方の方がたくさんお金を貯めることができます。ただし、その差というのは実は単純に収入に比例するわけではないのです。

平均的な消費支出は?


資産を築く上で最も効率的な方法の一つが貯蓄です。そして貯蓄できる額というのは、

収入-支出=貯蓄

という式で表すことができます。つまり収入は大きければ大きいほど、支出は小さければ小さいほど大きい額を貯蓄できることになります。

ここで一つ考えたいのが、最低限必要な支出の額というのは人によってそれほど変わらないのではないか、ということです。もちろん望む生活水準がどのくらいかにもよるのですが、生きるために必要な金額として考えるとある程度の額が決まってくるのではないでしょうか。ちなみに2017年の総務省「家計調査」によると、2人以上の勤労者世帯の消費支出は1ヵ月平均313,057円となっています。全国的には世帯での月の生活費が30万円程度あれば平均的な生活が送れるようです。

月収30万円と40万円の差


では1ヶ月に30万円を支出する場合に貯蓄できる額を、手取りの月収が30万円の場合と40万円の場合で考えてみましょう。すると、

[30万円の場合]
30万円-30万円=0円

[40万円の場合]
40万円-30万円=10万円

とその差は大きく広がります。手取り月収の差は1.33倍程度ですが、貯蓄できる額はゼロと10万円という差がついてしまいます。この状況が10年間続いたとすると、

[30万円の場合]
0円×12ヶ月×10年間=0円

[40万円の場合]
10万円×12ヶ月×10年間=1,200万円

と貯蓄額に非常に大きな差がついてしまうことになるのです。

収入に応じて考えることは?


さて、それでは自身の収入に応じて資産を築いていくために、考えた方が良いのはどのようなことなのでしょうか。まず、収入が低いと感じる方は、収入を上げる努力をする、支出を抑えるというのが取れる策となってくるでしょう。一方で収入が高い方の場合は、支出を不必要に拡大しすぎないということが大切です。月収が100万円あったとしても月の支出が100万円であれば、貯まるお金はゼロとなります。一時的に大きなお金を得ていた芸能人や、宝くじが当たった方が破産するのは、支出を大幅に拡大させてしまうことが原因となります。収入と支出のバランスを意識することが大切です。

そして貯蓄ができる体制が整えば、次は資産運用に目を向けることができます。月々の貯蓄の一部を資産運用にまわすことで、将来築ける資産の額は大きく変わってきます。ぜひ自身の状況を把握した上で、次のステップへと進むことを考えていっていただければと思います。

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