株式会社AWARDです。
上手に資産を殖やしていく上で、個人の信用というのは重要な要素です。自身の住宅を購入するとき、投資用の不動産を購入するとき、クレジットカードを作るときなど、様々な場面で個人の信用力は必要になってきます。それでは信用力というのはどうやって作ることができるのでしょうか。
公務員や上場企業は強い
こうした個人の信用力に関して高い評価を得ることができるのは、公務員の方や上場企業にお勤めの方です。銀行やカード会社などからすると、安定した収入が得られる方というのは、お金を貸しても確実に返ってくる安心な相手になるのです。こうした職業についている方は堅実な思考をしている方も多く、貸し倒れになる率なども低いのでしょう。住宅などを買う際に想像以上にあっさりと融資が通り、驚いた経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
また医師、弁護士、看護師など手に職がある方、勤続年数が長い方、収入が大きい方も信用力という点では高く評価されます。一方で会社経営者の場合は、個人でどのくらいの収入を得ているかだけでなく、会社の経営状態についても評価のポイントとされることが多く大きな借入を起こすハードルは高くなります。会社経営者の方で、大きな借り入れを起こしていきたい方は戦略的に信用を作っていく必要があるでしょう。
信用力を守るために
さて、勤めている企業などによって高い信用力を持っている場合でも、いくつかのポイントを抑えることできていないと、著しく信用力を失ってしまうケースもあります。例えば、
・カードや携帯料金の支払い遅延
・消費者金融などからの借入れ
・多すぎるクレジットカードの保有
などです。こうした情報は信用情報機関というところへと記録がされており、融資やクレジットカードの審査を受ける際に金融機関からチェックされることになります。携帯電話料金の支払遅延の場合は、本体代を月々分割で支払っていると信用情報に記載されることになりますので要注意になります。
お金を管理し信用情報を守る
信用情報を傷つけるのを防ぐためには、金融機関からの請求に対して期限通り支払をする、多数の金融機関で気軽に借入を起こすことを控える、クレジットカードは枚数を増やし過ぎずに管理するといった基本的なことが大切です。自身の情報は記録されていることを理解し、そうしたマイナスの情報が残らないように日頃からお金の管理はしっかりやっていきましょう。
また個人の信用力を上げるためには、良い企業に勤めることや、年収を上げるのも有効です。日々の仕事を頑張って年収を上げたり、信用力の高い企業への転職でキャリアアップをはかるのも長期的に考えると信用力を高める有効な手段なのではないでしょうか。