3つの資本
2019.3.12

株式会社AWARDです。

資本主義とは、営利目的の個人的所有者によって商業や産業が制御されている、経済的・政治的システムのことを指します。しかし、一般的に資本と呼ばれるものにはいくつか種類があります。本日は3つの種類の資本についてご紹介させていただきます。

金融資本


資本と言われたときに、最も分かりやすいのが金融資本でしょう。投資家は自身の持つ金融資本を金融市場に投下することによって利益を得ます。株式投資、不動産投資などがそれにあたります。

こうした金融資本への投資は、社会において自由を得るために大切なことになります。時間とともにお金を生み出すことができるようになりますので、自身の労働によらない収入を手にできます。経済的独立を目指す場合には、金融資本を持つことは必要不可欠であると言えるでしょう。

人的資本


そして、すべての方が持っている大きな資本として人的資本があります。皆さん働くことで日々お金をもらっているかと思います。それは金融資本を金融市場に投下するのと同様に、人的資本を労働市場に投下していることになるのです。毎年稼ぐお金が1,000万円の方がいたとすると、その方があと30年働くとするならば、人的資本の価値は3億円ということになります。目には見えずらいですが、人的資本はかなり大きな価値があると言えるでしょう。

また人的資本は金融資本とは大きく異なる特徴を一つ持っています。それは、わたしたちが仕事から『やりがい』を得ていることです。そこから得られる価値は単純にお金で換算することはできませんし、仕事はお金じゃない、という言葉は様々なところで耳にすることでもあります。『お金』と『やりがい』を上手に両立できるところへと、わたしたちは人的資本を投下できるように考えていくのが良さそうです。

社会資本


最後に人生の幸福に最も影響があるとされる資本についてご紹介します。それが社会資本と呼ばれるものです。人間は進化の過程で、共同体の仲間から評価されたときに幸福感を感じるようになりました。お金がなくても、仕事がつまらなくても、家族や友人に囲まれていれば幸せだ、という方はいらっしゃるでしょう。

またそうした強い繋がり以外でも、周りの方との繋がりというのは人が感じる幸福の中で大切なものです。仕事の場や、クラブやサークルのような仕事場以外でのコミュニティーでそうした幸福を感じる方もいらっしゃるでしょう。こうした関係性も大事な資本の一つとして評価することができます。

金融資本、人的資本、社会資本。この3つの資本を人は持っており、それぞれを様々な価値に変換しながら生きています。人的資本を金融資本に変える場面もあれば、金融資本により社会資本を得ることもあるでしょう。自身の幸福度を高めるために、いかにこれらの資本を転換していくか、そして資本を積み上げていくかが、幸せな人生を送るために重要なことだと言えそうです。

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