株式会社AWARDです。
将来のために早めに始めたい投資。しかし、実際にはどのくらいの金額からスタートしていけば良いのでしょうか。本日は投資を始めるときの目安についてご紹介します。
月々の収入からの割合
月々の収入のうちからですと、だいたい手取りの20~25%ほどを貯蓄や投資にまわすことができていれば良い方になるかと思います。20%とすると、手取り25万円であれば月々5万円、手取り50万円であれば月々10万円ですね。
手取25万円の場合で月々5万円ですから、このペースで貯蓄をしていくと、
5万円×12ヶ月=60万円
で1年間で60万円の貯蓄ができることになります。10年間で600万円と考えると良いペースですよね。貯蓄のうちリスクを取っても良い部分は積立投資にまわしていけば、十分に投資の成果が得られる金額になってきます。
一括投資の場合は
では月々の収入からではなく、貯まっているお金から一括投資をする際には、手元にどのくらいのお金を残しておけば良いでしょう。これは生活費の3~6ヶ月分と、直近で使用する予定のある金額を除いて考えることをお勧めします。
生活費の3~6ヶ月分というのは、万が一会社が倒産して収入が途絶えてしまう場合や、転職活動をする場合に確保しておきたい金額になります。ちょっとした医療費などもこのくらいの貯蓄があれば対応できるでしょう。
直近で使用する予定のある金額というのは、結婚資金や家の頭金などのことを指します。投資するお金というのは減ってしまうリスクもありますから、確実に近々使うお金を投資してしまうのはお勧めしません。実際に家の頭金を入れなければいけないタイミングで投資していた株式の価格が下がり頭金が足りなくなってしまった、なんて話も聞いたことがあります。
今あるお金をどう使うか
上記であげた例はあくまでも一般的な話にはなりますが、一つの指標として使っていただければと思います。早く投資収入だけで生活を送れるようにしたい、といった目標がある方は支出をできる限り抑えて、それをできる限り投資に回すのが近道ですから上記の割合にこだわる必要はありません。
お金の使い道は自由だからこそ、どういった考えで生活を送っているかで将来の資産は大きく変わってきます。50歳で貯蓄が全くないという方もいれば、50歳で普通の会社員にも関わらず資産が1億円を超えているという方もいらっしゃいます。自分が理想とする状態に近づくために今どういった行動をしていけば良いか考えることが大切かもしれませんね。