【 年金 】GPIFの8兆円の損失について【 運用 】
2015.12.22

株式会社AWARDの渡邉です。
先日GPIFの7〜9月期の8兆円の損失について話題になりました。運用についてアドバイスをしている身として、今回のGPIFの出した運用損について考察を加えてみたいと思います。

そもそもGPIFとはなんなのでしょうか。
Government Pention Investment Fundの頭文字をとってGPIFと呼ばれており、年金積立金管理運用独立行政法人が正式名称になります。

独立行政法人としての役割は、皆様の積立ている 年金 の原資を管理運用することです。
その預かり資産の規模は135兆円にも上り、世界を見ても類を見ない規模を誇る運用機関と言えます。 (なお世界2位の規模を誇る年金運用機関であるノルウェー政府年金基金でも約6千億ド=約70兆円です)

つまり今回の運用損というのは皆さんの 年金 を預かって運用している機関がリスクを取った運用によって損失を出した、ということになります。大切な年金を勝手な運用をしてけしからん、という論調が目立ちますよね。しかし、実質はもう少し深く考えなくてはならない問題かと思います。

将来的な年金の支払いをするために、GPIF自体が目標利回りとして年間3.2%を掲げています。
安全資産と言われる日本国債の利回りは現在10年国債で0.27%と低迷しています。つまり日本国債だけを買っていても、確実に将来の年金を支払うことができないことがわかりきっていたので、GPIFは運用方針を転換したのです。

つまり、リスクをとった運用をしなければ将来の年金が賄えない状況に追い込まれている現在の年金制度自体に問題があるのです。毎年国民年金、厚生年金の負担は上がっているのに対して、年金の支払い額は下げる方向へ、支払い開始年齢は遅らせる方向へと議論が続いています。

1950年頃、日本は12人の労働者が1人の高齢者の方を支えているといった人口構成でした。
しかし現在は2.3人で1人の高齢者の方を支えなければいけないほど、少子高齢化が進んでしまっています。年金制度自体が完全に崩壊するとはわたくしも考えていませんが、今後も負担は上がり、享受できる年金は減るという状況が継続するのは間違いないでしょう。

だからこそ、今を基準にした将来にわたってのライフプランを作成すること、自らの資産を守った上で将来必要なお金を作る資産運用をすることが大切になります。

弊社では申込フォームから無料相談も承っています。将来の不安を消すためにお金と真剣に向き合いたい方の申込みをお待ちしております。

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