積立投資の価値
2018.8.19

株式会社AWARDです。

投資の手法の一つに積立投資があります。これは一度に大きな金額を投資するのではなく、コツコツと小さいお金を投資にまわしていく方法です。本日は積立投資の価値について考えてみましょう。

ドル・コスト平均法


積立投資のメリットとして良く挙げられるのが、ドル・コスト平均法です。ドル・コスト平均法とは、株式や投資信託などの金融商品を購入する際に、一度に購入せず、資金を分割して均等額ずつ定期的に継続して投資することを指します。ではなぜドル・コスト平均法がメリットとして挙げられるのでしょうか。

それは、定期的に均等額ずつ購入することで、割安でその商品を買える可能性が高くなるからです。一定額ずつの購入ですと、割高のときには少ししか買わない、割安のときには多く買うという合理的な買い方が自動的にできるため、投資商品を高値掴みする確率を下げることができるのです。

積み立てることのデメリット


ただし、ドル・コスト平均法、ひいては積立投資がどんな場面でも最適な投資方法だということはありません。大きな資金が手元にあるときに、コツコツ積立投資をすることは手元の大きな資金の運用機会を奪ってしまうことにも繋がるのです。

例えば1,000万円の資金が手元にあるときに、月々10万円の積立投資を始めたとしましょう。すると全ての資金が投資されるのには100ヶ月、つまり8年と4カ月もかかる計算になります。8年4か月というのは、良い商品に投資できていればそれなりに殖えていることが期待できる年月ですから、運用機会の損失と言えます。手元にある大きな金額を運用したいという場合には、一括投資の方が良いでしょう。

積立投資の本当の価値は


わたしは積立投資の本当の価値は、ドル・コスト平均法よりも、元本を積み重ねていくことができる点にあるのではと考えています。多くの方は積立投資をやるときには、月々の余剰資金を運用していく感覚で始めます。余剰資金を積み重ねていくことで、あまり負荷をかけずに投資の元本を増やしていくことができるのです。仮に運用が思うように上手くいかなかったとしても、積み立てたお金は着実に元本に加算されていきます。

月々10万円の積み立て投資を10年続けることができれば、仮に運用成績が0%であったとしても10年後には1,200万円ができているのです。そして、年利5%で運用できたとするならば、10年後には約1,550万円ができていることになります。投資ですからもちろん殖えることに期待しますが、殖えなかったとしてもそこで貯まったお金はとても価値があるものになるはずです。

最近では各証券会社が積立投資を始めることのできる金額を下げており、投資のハードルはとても下がっています。ぜひ小さい金額からでも積立投資にチャレンジしていっていただければと思います。

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