ビットコイン復調の兆し
2018.7.25

株式会社AWARDです。

今年に入ってから勢いをなくしていた暗号通貨市場ですが、ここにきてビットコインに復調の兆しがでてきました。価格推移や、価格を左右している材料について確認しておきましょう。

年初からはまだ半値程度


今年の頭にはビットコイン1枚、つまり1BTCの価格は180万円前後をつけていました。それが現在の価格は約90万円。年初に購入した方はまだ半値になっている計算になります。昨年10倍以上の高騰を見せたのもあって、2018年はその反動がでている年になっていると言えるでしょうか。また1月末にあったコインチェックからの暗号通貨の流出問題など、セキュリティー面のリスクが多くの方に認識されてきたことも価格がふるわない原因かと思います。

ただ、6月末頃の1BTCの価格は65万円程度まで下がっていましたので、それと比較するとやや復調してきていると言っても良いかと思います。いくつかここに来て良い材料もでてきているようですので、チェックしてみましょう。

証券ライセンスとETF


やはり安心感を持って投資を行う上で、国の公認が得られているかどうかは大きいのではないかと思います。その点においては、SEC(米国証券取引委員会)とFINRA(金融業規制機構)が、米大手取引所Coinbaseによる、

・Keystone Capital Corp.
・Venovate Marketplace Inc.
・Digital Wealth LLC.

の3社の買収を認定したことは大きなニュースになりました。これらの買収された会社は、SEC登録の投資顧問ライセンスや、SECやFINRA登録のディーラーになっています。証券関連ライセンスを持った会社を買収することができたことにより、Coinbaseは連邦初の公認取引所になったとも言えるのではないでしょうか。

またビットコインETFの承認がもうすぐおりるのではという期待感もビットコインの価格の上昇に寄与しています。米証券取引委員会(SEC)がビットコインの上場投資信託(ETF)を承認するかどうかを検討しており、今年の9月にもポジティブな結果がでるのでは、といった関係者の話がメディアに出ています。ETFが承認されれば、証券市場のお金もビットコインに流入しやすくなりますので、価格の押し上げ要因になるでしょう。

イノベーションと本質的な価値


さて、ビットコインを始めとする暗号通貨は、金融業界のみならず世界のビジネスの在り方を大きく変える可能性を秘めています。暗号通貨につかわれるブロックチェーン技術は、インターネットと同じくらい世界を変える可能性があるとする声さえあるほどです。しかし、今のところ本質的な価値を持つ暗号通貨はほぼないと言っても良いでしょう。本格的に暗号通貨、ブロックチェーンが世の中で使われて本質的な価値を帯びてくるまでには、まだ少し時間がかかるのではと見ています。

イノベーションに対して投資できるのは非常に楽しいことですし、大きな可能性も秘めていますが、自身の投資できる金額はくれぐれも考えた上で投資を検討してみてください。あくまでもポートフォリオの一部として考えるのが、良い投資に繋がるのではと思います。

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