一括投資と積立投資
2018.7.22

株式会社AWARDです。

投資をする際の資金の拠出方法は、一括と積立とで分かれるかと思います。最近ですと国が推奨している『つみたてNISA』『iDeCo』といった制度がありますので、積立投資を行っている方が多いのではないでしょうか。

どちらが有利な投資法?


一括投資と積立投資では、どちらにもメリットデメリットが存在します。一括投資は大きな金額を一度に投資することになりますので、慣れていないと心理的な負荷が大きいかもしれません。一方で投資されずおかれる資金がないために、運用の効率としては積立投資よりも良くなる場合が多くなります。

積立投資は月々一定額といった小さい金額からの投資が始められるため、手元にお金がなかったり、大きな金額を投資するのに心理的なハードルを感じる方にとっては向いている投資方法です。ドルコスト平均法といわれる手法も使えるため、効率的に安い価格で投資商品を購入できるというのも良く言われるところです。

ドルコスト平均法


ドルコスト平均法とは毎月一定額の投資商品を購入することで、価格変動がある商品を割安なときに多く割高なときに少なめに買うことができる手法です。例えば1万円を毎月積み立てることを決めたとして、商品の価格が、

10000円⇒5000円⇒10000円⇒5000円⇒10000円

と動いたとしましょう。すると、購入できる商品の口数は、1口+2口+1口+2口+1口で7口です。5回の買い付けをしたため、積み立てたお金は5万円。そのため、商品の平均取得単価は、

50,000円÷7口≒7,143円

となります。この間の商品の平均価格は、8,000円ですから、割安に商品を購入できたことになります。このように価格変動がある商品を購入する場合、心理的負荷が少なく割安に商品を買える手法として、ドルコスト平均法は多くの方から支持されています。

投資効率は一括に軍配か


しかし、ドルコスト平均法にはデメリットもありまして、商品を購入するのに時間がかかるということが挙げられます。例えば手元に120万円があるとして、毎月1万円を積み立てることにした場合、すべてのお金を投資するまでに10年間かかってしまいます。それならば割安に買うことよりも、10年の間の商品の値上がりの可能性を考慮して最初にまとめて投資した方が良いかもしれません。上の例で言うと最初の1ヶ月目では1万円しか投資をされておらず、一括投資で120万円が投資されている状態と比較すると、商品の値上がり時に得られる利益が全く異なってくるのです。

ご自身の状況や、景気の状態などによって一括投資と積立投資は組み合わせていくと良いかと思います。実際わたし自身も積立投資は毎月行いながら、株式市場が落ち込んだ時にはまとまったお金を一括投資する、という感じで日々の投資を実践しています。ぜひご自身にあった投資の資金拠出について考えてみてください。

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