株式会社AWARDです。
ビットコインの価格が200万円を突破しました。つい最近100万円を超えて話題になったビットコインですが、数年先といわれていた200万円を年内に達成してしまうこととなりました。
今回のビットコインの上昇は過去の歴史上で最大の24時間上昇幅だったそうです。なぜこのような激しい上昇を見せているかというと、
シカゴ・オプション取引所
シカゴ・マーカンタイル取引所
という米国の2つの取引所にて2週連続でビットコイン先物が上場する予定となっているためです。メジャーな市場でビットコイン先物が取引できるようになるということで、機関投資家と投資家がビットコインを買い漁っているのでしょう。
機関投資家というのは、銀行・証券会社・保険会社といわれる金融機関のことを主に指します。巨額のお金を動かす機関投資家はしばしば市場を大きく変動させます。ビットコインは投機的であるということで慎重な姿勢であった機関投資家も、先物の上場を前にして動き出さざるを得なかったということでしょうか。
ちなみに現在200万円前後まで到達したビットコインですが、日本の最大手であるビットフライヤーで取引がスタートしたときの価格は59,294円でした。これが2014年5月のことです。つまり誰でもビットコインが買えるようになった時からみても、その価格は30倍以上になっているということですね。
さてここまで上昇したビットコインですが、先物上場後にはどのような値動きをするのでしょうか。これに関しては誰にも分かりませんが、先物が上場した際には『売り』が仕掛けやすくなると考えられます。暴落にも注意が必要でしょう。
しかし、もともと適正価格がないビットコインのことですから、まだまだ価格が上昇していく可能性も秘めています。投機の対象としてでなく、実際に決済手段として広まっていけば更に価格は上昇していくのではないでしょうか。まずは数日後に控えた先物の上場を見守りましょう。
こちらのコラムは日々金融情報に触れて頂きたいという想いから継続して配信しているものになります。あなたにとって大切な方にぜひご紹介ください。
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