株式会社AWARDです。
世界で上場しているものだけでも1200種類以上ある暗号通貨。そんな中で日本で作られて既に4年近くに渡って利用されているコインがあります。その名もモナ―コイン。本日はこのモナ―コインが高騰したので、そのことについて書かせて頂きます。
年初から一時100倍に!?
モナ―コインが作られたのは2014年1月1日。もともとは巨大掲示板である2ちゃんねるのソフトウェア板などのユーザーが中心となって開発されました。ビットコイン等と同じ技術を利用した暗号通貨であり、発行直後の価値は1モナーコイン=2.5円ほどでした。しかし、その後は何度か高騰と暴落を繰り返し、本日最高値を更新したことになります。
本日10月12日の日中につけた高値はなんと300円超え。今年の年初の価格が3円前後であったことを考えると、その頃から継続して保有していた方は資産が100倍になったことになります。
なぜモナ―コインは高騰したのか
今回のモナ―コインの上場はビットフライヤーへの上場がきっかけだったようです。2017年10月2日にビットフライヤーへ上場した、つまりビットフライヤーでモナーコインの取引が可能になったことで、徐々にその値段を上げてきました。ここ数日の間でも数倍になっていたのですが、その勢いが今日加速して300円超えという高値を記録することになったようです。
ビットフライヤーは暗号通貨の取引をする日本人なら誰でも知っている大手の取引所です。テレビなどでも積極的にCMを流している会社ですよね。このような大きな取引所で取引ができるようになるというのは、通貨にとって非常に価値が高いことが今回のモナーコインの例でも顕著に表れたと言えるのではないでしょうか。
モナ―コインの今後は?
今回大きく値を上げたモナ―コインですが、今後の価格はどのように推移していくのでしょうか?現在モナーコインの主な使い道は、インターネット上での寄付に近い投銭「投げMONA」というものになります。お金の代わりに誰かの作品などを見た際に寄付を行うような制度です。つまり特定のインターネットコミュニティーの中ですでに使われてきた実績があるということですね。
技術的に他の暗号通貨と比べて特別優れているといった話はあまり聞いたことがないのですが、さらに広いコミュニティーでお金の代わりに使われるようになっていくのであれば、ここから値を上げていくことも十分に考えられるでしょう。日本発の暗号通貨ということもあり、より注目されていくと面白いですね。
ビットコイン以外の暗号通貨も目が離せません。引き続き面白い暗号通貨関連の情報を積極的に発信していきたいと思います。