外貨を持つ意味
2017.1.25

株式会社AWARDの渡邉です。本日は外貨を持つ意味についてご紹介したいと思います。みなさんは銀行などで『外貨預金』の文字をみたことはあるでしょうか。多くの場合で日本円よりも高い金利をうたって勧誘をしていると思いますが、なんとなく外貨は怖い、と思ってらっしゃる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、本当は外貨を持たずに円だけを持っていることがリスクであることはご存知でしょうか。米国でトランプ氏が大統領選に勝利してから為替は大きく円安方向に動きました。大統領選の開票時に1ドル=101円台をつけたドル円の為替レートは、その後1ヶ月ほどで1ドル=118円台と15%以上も円安が進みました。これは、全て円で資産を持っている人の資産価値が15%以上減ってしまったことを指しています。

円だけで資産を持っている場合でも、額面で見れば預金の額は変わりません。ですから価値が減ってしまっていることに気付かない方も多いかと思います。しかし、世界基準で見れば資産の価値はドルで考えることになります。日本も海外から資源や製品を輸入するときにはドルを使用しますので、円安が進めばそれらを購入するときに必要な円の額は大きくなります。つまり世界中でモノが飛び交う現在において、自国通貨が安くなることはその通貨で持っている資産の価値が減ってしまうことを意味します。

ではわたしたちが資産を守るために取れる手段は何があるのでしょうか。そのひとつの選択肢が、リスクヘッジとして外貨の資産を持つ、ということになります。外貨資産を持つことにより、円安により円の資産価値が下がった場合でも、外貨の資産価値が上がり資産全体の価値が大きく変動するのを防ぐ効果が期待できるということです。逆に円高になった場合には、外貨の資産価値は下落しますが円の資産価値は上昇するため、こちらでも資産全体の価値の大きな変動が防げることになります。

外貨=怖い、ではなく、実は資産を守るためにも外貨をしっかり持っていた方が良いというのは意識しても良いかもしれませんね。それでは次回は外貨をどうやって持つのが良いのかをテーマにしていきたいと思います。

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