日経225先物とは?①【投資】
2016.11.26

株式会社AWARDの渡邉です。みなさんは先物取引というとなんとなく怖いイメージがありませんか?おそらくですが、この先物=怖いというイメージは無茶な取引をさせる先物業者が昔たくさんいたからではないかと思っています。

本来の先物取引というのは、何かの取引をする際の保険として使われるものであって、決してただただ怖いというものではないんです。ただ、その中身を知らずに取引してしまうと大きな失敗をしがちなのもまた事実。今回はそんな先物取引について紹介させて頂きます。

日本取引所グループのサイトに載っている先物取引の定義は、

『将来の予め定められた期日に』
特定の商品(原資産)を』
現時点で取り決めた価格

で売買する事を約束する取引とされています。

日経225先物の場合は、この原資産というのが日経225(日経平均株価)になっているということですね。現時点で取り決められた価格で取引をして予め定められた期日に精算するため、先物を買っていた場合には、精算日の値段が上がっていればその分だけお金を得ることができます。反対に下がっていたときには損をしてしまうことになります。

これだけ聞くと普通の株の取引と同じように感じますよね。しかしここで大きな違いがあるのが、株は購入する場合にその代金すべてを用意する必要があるのに対して、先物取引では証拠金と呼ばれるお金を用意することで大きな金額を動かすことができることです。これをレバレッジ効果と呼びます。

例えば日経225ミニと呼ばれるものの例で考えてみます。これは日経平均株価の100倍を基準にした先物取引になります。11月26日現在の価格は18,360円。つまり、

18,360円×100=183万6千円

といった金額を1枚の売買で動かすことができます。ではこの金額を動かすのに必要な証拠金が現在いくらかというと、たったの7万8千円です。つまり、

183万6千円÷7万8千円≒23.5倍

ということで20倍以上のレバレッジがかかっていることになります。20倍以上のお金が簡単に動いてしまうと考えるとちょっと怖いかもしれません。しかし、ここで自分が200万円のお金を持っているときに日経225ミニを1枚を取引をすることを考えてみてください。200万円の資金に対して183万6千円の金額が動くので、レバレッジは1倍以下ですよね。こういった取引ですと通常の株式取引よりもリスクは小さいことになります。

つまり先物自体が怖いと言うよりは、仕組みを理解せずに無茶な取引をしてしまうのが危ないということですね。次回は具体的な取引例なども交えてご紹介させて頂きたいと思います。

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