金に投資する意味とは?【運用】
2016.11.25

株式会社AWARDの渡邉です。多くの投資家から普遍的な人気のある商品のひとつに、

金=ゴールド

があります。わたし自身も長い間毎月定額ずつ購入をしているのですが、なぜ金を買う意味があるのでしょうか。金を購入するにあたっては、まず、

「金は株式のようにそれ自体の価値が増大することはない」

ということを知っておきましょう。株式の場合、その会社の業績に応じて成長したり配当が出ます。そして長期的に見ると利益を上げ続けてくれます。これに対して金はあくまでも物質であるため配当や利子がつきません。そのため、金を購入することによって利益を上げようとしても、安く買って高く売るという短期的な投資スタイルでなければ利益を上げるのは難しいです。

そのような中でも金が資産として価値があるのは、おおむね下記の3つの特徴によります。

1.実物資産のため信用リスクがない
2.金は有事に強い
3.金はインフレに強い

株式や債券の場合は発行している会社が倒産してしまうと、紙くず同然になります。これに対し、金は消えたり腐敗しない「実物資産」であるため、株式や債券のような信用リスクがありません。価格は下がったとしてもゼロにはならないため、株式投資等に比べると安心感があります。

また有事に強いという特徴もあります。リーマン・ショックやテロ等が起きた際には、株式や通貨の価値は大幅に変動しました。こういった有事の際に金は価格が上昇する傾向があります。実際、米国のテロ事件の前後では価格が1年で20%もアップしています。

そしてインフレです。インフレというのは物価が上がることを指しますが、逆に考えると通貨の価値が物の価値に対して下がることでもあります。金はそもそもが物質ですので、インフレで通貨の価値が下がった場合には価格が上昇することになります。ただし現在の米国のように利上げが起こりそうな局面では金利がつかないことがあだになり、価値は下がり気味となります。

いかがでしたでしょうか。このような特徴を持つ金。資産を大きく殖やすといった目的より、資産防衛でその真価を発揮するということですね。今は米国の利上げの局面で価値が下がり気味ですが、長期的な目線で保有してみるのは良いかもしれません。

カテゴリーから記事を探す