東証1部企業年内にも2000社へ【経済】
2016.10.18

株式会社AWARDの渡邉です。企業の株が公開されて取引所で自由に売買できるようになることを『上場』といいますが、皆さんは日本に何社くらい上場企業があるかご存知でしょうか?現在日本のすべての市場を合わせると、

3,531社

となります。そうした市場の中でも、東京証券取引所1部というのが最も大きく知名度も高い企業が多いのですが、年内にも企業数が2,000社に達する可能性があるそうです。17日現在で東京証券取引所1部上場企業の数は、

1989社

となっています。10月に入ってからも東証2部から1部に変更になる企業などを含め1部上場企業は7社増えています。これには東証が2012年に1部の上場基準を緩和したことも理由のようで、現在は2年間の経常利益が合計で5億円以上ならば直近の決算が赤字でも上場できるようになっています。

企業にとって上場というのは資金調達力や知名度の向上が狙えるということで大きな意味を持っています。東証1部といえば日本を代表する株式市場ですから、東証株価指数に連動する投資信託からの資金が流入して株価が維持されやすくなりますし、海外投資家からの注目も集められます。今月は25日にJR九州が上場することになってますが、こちらも東証1部入りが確実です。また最近の例だとLINEやコメダコーヒーなども初の上場で東証1部入りしており、新興市場を経由せずに直接東証1部に上場する例も増えています。

ちなみに『日経平均株価』と呼ばれる株価の指数がありますが、こちらに採用されている株は東証1部に上場している中でもさらに限られた225社の株価を基にした指数となっています。東証1部に上場している企業数が2,000社近くある中で、さらに225社に絞られた企業ということで、かなり影響力のある企業が選ばれていると言えるでしょう。

日本にある法人数は約170万社。数多の企業がある中で、上場企業は一握りです。上場企業につとめていると不動産購入の際のローン審査などで有利といわれますが、その信用力も株価が公開されていることで担保されているわけです。そんな視点からも株式市場を見てみると面白いのではないでしょうか。

カテゴリーから記事を探す