貯蓄と投資どちらが先?【考え方】
2016.10.13

株式会社AWARDの會田です。弊社のコラムも今回で300回目となりました。引き続き気持ちを込めたコラムを書いていきたいと思います。

昨日はある女性から資産運用の相談を受けました。結婚している20代の女性の方だったのですが、『投資を始めたいけれども何からスタートすべきか分からない、そもそもいくらぐらいあれば投資は始めても良いのか?』といった内容の相談でした。

あなたはいくら持っていたら投資を始めて良いと思いますか?

結論としては貯蓄ゼロ(本当に全くないというより日々の生活に困らない程度の貯蓄がある状態)からでも投資は始めても大丈夫です。ただし、貯蓄がほとんどない状態では他の生活習慣も見直す必要がありますよ、というアドバイスもさせて頂いております。

資産を増やしていきたい場合、最も効果的な手段というのはステージによって変わってきます。仮に1年間に資産が2倍になる夢のような投資があったとしましょう(夢のようなと書きましたが絶対にないわけではありません。ただし超ハイリスクだったり、継続しない場合がほとんどです)。とても魅力的な投資に感じますが、10万円持っている方がその投資をやってみた場合、

10万円×2=20万円

となり1年間で10万円しか資産は増えていないことになります。ここで10万円貯金がある状態から、1ヶ月間に3万円ずつ貯金することを想像してみてください。そうすると、

10万円+3万円×12ヶ月=46万円

となります。1年後の資産額は36万円増えています。貯蓄をしっかりやっていた方が資産額は大きくなるんです。しかし、仮に同じ投資を資産が1000万円持っている方がやってみることを想像しましょう。すると、

1000万円×2=2000万円

ですよね。これに対して資産が1000万円ある方が月々3万円を貯蓄した場合は、

1000万円+3万円×12ヶ月=1036万円

となり投資をやっていた方が資産額が大きくなります。つまり資産が大きくなればなるほど投資の効果は大きくなっていくということになります。

では資産があまりない方は投資をするべきではないのか?というと、そんなことはありません。小さい金額から資産運用をやっていくのは将来のための第一歩になるのです。早いうちから資産運用のスキルを高めていくことができれば、将来的に大きな金額が手元にできたときに大きな価値を生むことができます。そうすると資産運用がふだんの労働で生み出す以上の価値を自分にもたらしてくれることも決して夢ではないでしょう。

ここでお伝えしたいのは、今すぐに大きな金額を投資にまわせないという方は、

・スキルを高めるための早いうちからの資産運用
・生活習慣の見直しと貯蓄ができる体質作り

を同時に始めていくのが望ましい、ということです。将来的に投資が大きな価値を生む状態を作っていくためにも、早い段階からこの2つができていくと良いですね。自分の理想の状態を想像したときに何を始めていくべきか。弊社ではそんな理想の状態を作るためのお手伝いをこれからもやっていければと考えております。

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