JR九州まもなく上場【投資】
2016.10.9

株式会社AWARDの渡邉です。以前より噂されていたJR九州が10月25日に上場することになりました。JR系の上場案件としては「JR東日本」「JR西日本」「JR東海」に次ぐ4社目となり、JRの上場としてみると実に20年ぶりの出来事となります。新規上場というと7月に大型案件としてLINEの上場がありましたが、それを上回る規模になります。少し特徴を見ていきましょう。

まず規模ですが、7月上場のLINEが総額で1300億円でした。これもかなりの大型案件なのですが、さすがJRというべきでしょうか、市場に吸収させる金額は3900億円と約3倍に上ります。IPO(新規上場)株というとなかなか当たらないと言われますが、この規模を考えるとかなり当たりやすい部類に入ります。

ちょうど1年前の11月には、郵政グループのIPOがあったのを覚えている方も多いのではないでしょうか。国策のIPOは成功する可能性が高いと言われています。JTの場合は公募割れしているので失敗例もあるのですが、成功確率は高いでしょう。またJR九州の場合はいくつか魅力的な特徴があります。

・配当+株主優待の利回りが高い
・業績が安定的
・政府が売り出すIPOの勝率は高い

まず配当利回りですが、JR九州の2017年3月期の予想配当利回りは1.53%となっています。預金の金利が0.001%というのを考えると、これでもかなり魅力的に思う方は多いでしょうが、実は来年以降は利益から配当にまわす割合を倍にすると目論見書に書いてあります。こうなると単純計算で配当利回りが3%近くになる可能性があります。さらに株主優待もかなり魅力的です。株主優待券1枚で、乗車料金を一人5割引きするという内容になっていますので、新幹線などにも半額で乗ることができます。JR西でも同様の株主優待を出しているのですが、金券ショップやオークションなどで1枚4,500円程度で取引されています。

配当+優待利回りで考えると4%超えとなるので、インカムゲイン狙いの投資家の目も惹きつけると思われます。株数が増えるごとにもらえる優待券が増えていく仕組みもあり、売られにくい株とも言えるでしょう。

このような高い配当+優待利回りに加えて、インフラビジネスであるが故の安定性と政府売り出しのIPOという特徴を合わせ持つJR九州。結構魅力的なIPOだと思いませんか?もちろん結局公募割れ、みたいなこともあるかもしれませんが、少し注目して見ていきたいと思っています。

 

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