債券とは?②【考え方】
2016.9.15

株式会社AWARDの渡邉です。前回のコラムでは、債券の特徴として満期に額面金額が戻りその間に決められた利息が定期的に支払われることなどを紹介させて頂きました。満期まで持てばお金が戻ってきて利息もつく債券。定期預金のようで安全な商品に見えます。しかし、債券にも他の金融商品と同じようにリスクがあります。安全そうに見える債券にどのようなリスクがあるのでしょうか?

債券には主に3つリスクが存在します。

1.信用リスク
まず1つ目は信用リスクです。それぞれの債券には発行体が存在しており、発行体の事業や財務状況が悪化した場合、債券の元本や利息の支払いが滞ったり、支払い不能が生じるリスクがあります。
このような信用リスクをチェックするためには、発行体の事業内容や財務状況などに関する情報を確認する必要があります。社債や外貨建て債券には、これらを記載した目論見書があります。目論見書というのは投資商品の説明書のようなもので、投資信託などにも1つ1つ存在しています。購入する際に交付されますので、必ず見るようにすると良いでしょう。

2.価格変動リスク
債券を満期前に換金する場合は、市場価格での売却になります。そのため、購入価格を上回ることもあれば下回ることもあります。利息が3%もらえる債券も持っている時に、銀行の金利が5%に上がったとしたら債券を持つよりも銀行に預金したくなりませんか?満期まで持つと額面が返ってくる債券ですが、途中で売った際の価格は他の債券や金融商品に対してお得かどうかによって価格が変動するのは覚えておくと良いでしょう。

3.為替変動リスク
外貨建ての債券は外国の通貨で利息や償還金が支払われる場合が多く、受取り時点における為替レートによって円での受取り金額が変わります。円安になると円での受取り金額は増えますが、円高になった場合は円での受取り金額は減ることになります。これが為替変動リスクです。外貨預金などの場合と同じですね。

いかがでしたでしょうか?安全そうに見える債券にもそれぞれリスクは存在しています。どんなリスクがあるのかは理解した上で活用したいですね。次回はお勧めの債券の購入の仕方をお伝えしていきます。

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