GPIFの持つ株とは?【年金】
2016.8.20

株式会社AWARDの渡邉です。前回はGPIFがどのように資産を運用しているか、そして運用損は直接的にはわたしたちの年金に影響があるのか、といったお話をさせて頂きました。さてそんなGPIFですが全体の資産の中でも50%は株式を所有していたりします。本日はGPIFが所有する株式をランキング形式で紹介していきます。

ここでは、2015年3月末時点、つまり1年5か月前の保有銘柄のランキングを紹介させて頂きます。

【国内株式保有銘柄ランキング】
銘柄名:時価総額 (億円)

1.トヨタ自動車:15,499
2.三菱UFJFG:8,229
3.三井住友FG:5,173
4.本田技研工業:5,079
5.ソフトバンク:4,805
6.日本電信電話:4,210
7.みずほFG:4,156
8.KDDI:3,911
9.ファナック:3,679
10.キヤノン:3,431

そうそうたる会社名が並んでいますね。こうやって見ると金融とメーカーが上位をほとんど占めていると言えます。また日本電信電話というのはNTTですから、携帯キャリアの大手3社も10位以内にランクインしていますね。次に海外の会社のランキングも見てみましょう。

【外国株式保有銘柄ランキング】
銘柄名:時価総額 (億円)

1.APPLE,INC.:6,025
2.EXXON MOBIL:2,784
3.MICROSOFT:2,777
4.JOHNSON AND JOHNSON:2,350
5.NESTLE CO:2,319
6.WELLS FARGO:2,193
7.NOVARTIS:2,029
8.GENERAL ELECTRIC:1,948
9.JPMORGAN CHASE:1,835
10.PROCTER AND GAMBLE:1,819

アルファベットが並んでいますが、多くの人が知る会社ばかりです。iPhoneのアップル、エネルギーのエクソンモービル、windowsのマイクロソフト、医療用品のジョンソン&ジョンソン、食品のネスレなどが並んでいます。日本の年金を運用しているGPIFですが、こうして見るとかなりバランス良く株式を保有していると言えるのではないでしょうか。

ちなみにGPIFは元々保有している資産額が莫大なのもあり、その保有する株式が日本国内の株式市場に占める割合は7.6%にもなるそうです。株式市場全体の15分の1を年金基金が保有している、と言い換えるとどれほど巨大な数字か感じられるのではないでしょうか。GPIFの運用が上手くいっていない=世界経済が上手くいっていない、ということが言えます。運用損、というだけでなく世界全体にまで視野を広げると別の世界が見えてくるのではないでしょうか。

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