株式会社AWARDの渡邉です。
2023年版の世界長者番付
が世界的な経済誌であるForbesより発表されました。
1.世界の長者番付TOP5は?
2.日本で番付に名を連ねる2名
3.資産の大半を占めるのは
といった流れでご紹介させていただきます。
1.世界の長者番付TOP5は?
2023年版の世界長者番付のTOP5に名を連ねるのは、以下の方々です。
1位 ベルナール・アルノー…ファッション最大手企業LVMHの会長兼CEO 推定資産額2110億ドル(約28兆円)
2位 イーロン・マスク…Tesla、SpaceXの創業者、Twitterも昨年買収 推定資産額1800億ドル(約23兆円)
3位 ジェフ・ベゾス…Amazonの創業者 推定資産額1140億ドル(約15兆円)
4位 ラリー・エリソン…Oracleの創業者 推定資産額1070億ドル(約14兆円)
5位 ウォーレン・バフェット…Berkshire Hathawayを率いる世界一の投資家 推定資産額1070億ドル(約14兆円)
となっています。
イーロン・マスクはTeslaの株価の低迷と、Twitterの買収によって大きく資産額を減らしています。一方でルイ・ヴィトン、モエ・エ・シャンドン、ヘネシーなどを始めとするブランドを擁するLVMHの株価は過去1年間で30%以上上昇し、ベルナール・アルノーを世界一の資産家に押し上げました。
ベルナール・アルノーはこのランキングでは初の世界一となっており、フランス人が1位になるのも初めてのことになります。
2.日本で番付に名を連ねる2名
さて、世界長者番付に日本人の名前は出てくるのでしょうか?上位に入ってくるのはいつも同じお二方で、
39位 柳井正…ファーストリテイリングの創業者 推定資産額326億ドル(約4.3兆円)
69位 孫正義…ソフトバンクグループの創業者 推定資産総額220億ドル(約2.8兆円)
となっています。
ここでファーストリテイリングとソフトバンクグループの1年間の株価の推移を見ると、ファーストリテイリングが50%以上の上昇、ソフトバンクグループがマイナス7%ほどになっています。
柳井さんと孫さんは、順位が良く入れ替わっていましたが、今年大きな差がついたのはそれぞれが率いる企業の株価の変化の影響が多大にあったと言えます。
3.資産の大半を占めるのは
こうして見ると、上位の顔ぶれは企業の創業者であることがわかります。
巨額な資産を作るためには、
会社を興して事業を作る⇒会社の株式を市場で公開する
というのが有効であることがわかります。
また、こうしたお金持ちたちは事業を大きく成長させてきているので、彼らが率いる企業の株式価格は上昇する傾向にあります。
例えば、1位のベルナール・アルノーが率いるLVMHの株式を過去5年間保有していたとしたら、わたしたちの資産は約3倍になっていました。
才能豊かな経営者や、優秀な人材を抱えた企業の成長とともに自分の資産を殖やせるのは、株式投資の大きな魅力です。
長者番付を見て、すごいなとだけ思うのは簡単ですが、こうした素晴らしい経営者たちの力も借りて自分の将来を豊かにする投資を実践していただけたらと思います。