LINE上場 時価総額9100億【株】
2016.7.16

株式会社AWARDです。昨日7月15日にLINEが東京証券取引所一部へ上場を果たしました。初日の終値から計算された時価総額は9100億円余りとなり、前評判通り今年最大の上場となりました。

取引自体は9時に始まったのですが、買い注文が集中したため中々値がつかず、午前10時半過ぎに売り出し価格を1600円、率にして48%上回る1株4900円で最初の値がつきました。売り出し価格は3300円であったため、新規上場株(IPO)として100株取得していた方は、

4900円×100株=49万円
3300円×100株=33万円
49万円-33万円=16万円

ということで16万円ほどの利益が出たことになります。しかし、その後は次第に売り注文が増えたため15日の終値としては4345円でした。だんだん値段が下がってしまうのはLINEに限ったことでなく、新規上場した株が初値を付けた後に値段が下がってしまうことはしばしば起こることになります。

現在LINEがサービスを開始してから5年になるそうですが、国内での利用者は6070万人に、そして世界では2億1840万人に上るとのことです。国内ではスマートフォン利用者のおよそ80%がLINEを利用していることになります。昨日にはニューヨーク証券取引所でも上場を達成しており、日米同時上場で知名度を上げ、調達した資金で海外を中心に広告や営業により新たな市場を開拓していくようです。

LINEは無料の通信アプリで利用者を囲い込んだ後に、そのLINEをプラットフォームとした多くのサービスを提供しています。例えばクレジットカード会社と提携したLINE Payといった決済サービス利用者どうしで送金ができるサービス、アプリを使ってタクシーを呼ぶ配車サービス、それにニュースの配信アルバイトの求人情報の提供など幅広い事業を手がけています。便利な通信アプリから大きく事業を広げているあたりは、通信販売から事業を広げていった楽天や、検索サービスから事業を広げていったYahooなどとも共通するものを感じます。

利用されている地域が世界では少ない、世界の通信アプリ市場では7位に留まっている等の課題も取り上げられるLINEですが、上場をきっかけにどのような発展を遂げていくのかに注目です。

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