株式会社AWARDの渡邉です。
10月31日は衆院選の投開票が行われました。小選挙区と比例代表を合わせた465議席をめぐって行われた与党、野党の戦いでしたが、すでにすべての議席の配分が決まっています。
自民党が全体安定多数確保
与党である自民党は単独で国会を安定的に運営するための、絶対安定多数と言われる261議席を確保しました。選挙前の276議席から減らしたものの、一党のみでの絶対安定多数ということで今後も安定した自民党政権は続きそうです。与党では公明党も32議席を確保しており、合計では293議席となりました。
野党の情勢を見ると、立憲民主党は選挙前の109議席をを下回り、96議席となりました。一方で、日本維新の会は選挙前の4倍近い41議席を獲得し第三党に躍進しました。大阪府内で公認候補を擁立した15選挙区全てを獲得しており、大阪での強さが目を引きます。
衆院選までの株価推移は?
さて、選挙のときは株価が上がる、というアノマリー(法則や理論から合理的な説明ができない現象)をご存じでしょうか。
過去の衆院選の解散から選挙までの日本株は16回連続で上昇していました。今回の選挙での解散日と選挙までの日経平均株価を見てみると、
解散前営業日(2021年10月13日)
28140.28円
選挙前営業日(2021年10月29日)
28892.69円
ということで騰落率は、+2.7%となりました。というわけで、今回の選挙でもこのアノマリーは当てはまり、衆院選の解散から選挙までの日本株は17回連続で上昇した、ということになります。
次回の衆院選のときにも、活用できるかもしれませんね。
今後の株価は?
今回の衆院選では与党が十分な議席を確保したため、選挙前から大きく政治が変わることはないでしょう。そのため、今後の株価については比較的安定しているのではないかと予想します。
ただし、金融所得に対する課税などの話題は選挙中にも何かと話題になっていましたので、そうしたニュースにはすこし敏感になっておくと良さそうですね。
また今回の選挙では長きに渡って連続当選を続けていた方が落選するなど、政治の表舞台に立つ方はすこし入れ替わった印象もありました。どんな変化があるか、観察していきたいと思います。