株式会社AWARDの渡邉です。
本日10月4日は、日本証券業協会が定めた『証券投資の日』となります。1996年に定められておりますので、今年で25回目の証券投資の日ということになるでしょうか。
本日は証券投資の日にちなんで証券投資について簡単にまとめていきたいと思います。
投資の種類
投資と一口に言っても多種多様なものが存在しています。株式、債券、不動産、投資信託、金、暗号資産、太陽光など、どれも投資の種類の一つです。
これらのうち株式、債券、投資信託などはペーパーアセット(有価証券)とも呼ばれ、数字上や紙面でしか見ることができない資産となります。一方で不動産や太陽光などは実際にモノが存在しますのでリアルアセット(実物資産)と言われたりします。
暗号資産は比較的新しい資産なのでどちらにも分類するのが難しいですね。実物として目に見るのは難しいので、どちらかというとペーパーアセット側と言えるかもしれません。
有価証券の特徴
株式と債券は代表的な有価証券ですが、それぞれ投資対象としては特徴が異なります。
株式の場合であれば、景気が良いときや企業の業績が良いときに価格が上がりやすく、景気が悪くなると価格は下がりやすくなります。また価格の変動の幅は大きめです。
債券の場合であれば、逆に景気が悪く低金利の状況になると価格が上がりやすく、景気が良く金利が上がってくると価格は下がりやすくなります。株式に比べると価格の変動の幅は小さい特徴があります。
株式と債券は逆の値動きをするというのを知っていると、組み合わせて投資をする、という発想もでてきますよね。わたしたちの年金を運用しているGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)などは、国内株式、国内債券、外国株式、外国債券を上手く組み合わせて運用を行っています。
証券投資の良いところ
こうした株式や債券に対する投資にはいくつかメリットがあります。
・利益に対する税金が20.315%と低め(NISAなどで投資をすると非課税)
・流動性が高く換金が容易
・小さい金額から投資が可能(投資信託なら100円から)
などです。すべての有価証券に完全に当てはまるわけではありませんが、証券会社で投資ができる有価証券は概ねこのようなメリットを備えていることが多いです。
特に投資信託は株式や債券などの詰め合わせと言える商品ですが、初めて投資をする人にはとても向いている商品だと思います。NISA、つみたてNISA、iDeCoなどを利用することで非課税で投資をすることもできるので、これから投資を始めるという方はぜひこれらの制度も利用して投資を始めてみてはいかがでしょうか。