積立投資の始め時
2021.5.27

株式会社AWARDの渡邉です。

最近はiDeCo、つみたてNSAなど積立投資専用の制度がかなり流行ってきています。将来への不安から少しでもやるべきことをやっていこう、と考えている方が増えているのでしょう。

そんな積立投資ですが、始めるタイミングとしてはいつが良いのでしょうか。本日はそんなことについて考えていきたいと思います。

始めるタイミングでリターンは変わる


まず投資の基本に立ち返ると、利益をあげるためには『安く買って高く売る』ことが重要です。そのため、積立投資においても安いときに買えて高いときに売れると大きな利益が望めることでしょう。

しかし、積立投資というのは一定の間隔で一定額ずつ投資商品を購入していくことを指すことが多いですよね。つまり投資対象が高いときにも安いときにも投資商品を購入するということになります。

積立投資はベストな投資方法ではない、というのはこの辺りからも何となく感じられますよね。

ドル・コスト平均法


しかし、一定額ずつを一定の間隔で積立投資することは、ドル・コスト平均法と呼ばれ結果として有利な投資方法になりやすいと言われることがあります。なぜ有利かと言うと、『割高なときには投資対象を少量しか買わない』『割安なときには投資対象を多く買う』という2つのことを自動で達成できるからです。

一定数量ずつの購入ですと、投資対象の価格が高くて同じ数量を購入することになりますが、一定額ずつの購入ですと対象の価格が高いと購入する数量は自動的に少なくなるわけです。何も考えずに有利な投資ができる、という点において一定額毎の積立投資は優れた手法であると言えるのではないでしょうか。

積立投資にとって理想的な展開は?


さて、テーマである積立投資のはじめ時ですが、これは上記のようなドル・コスト平均法のことを考えるといつでも良いのではないかと考えています。

積立投資で最も利益がでる対象の価格推移は、積み立てている期間ずっと投資対象の価格が低迷していて、出口のところで価格が急上昇するような場合です。日本株などは一定期間を切り取るとこうした場面もありましたが、停滞後に急回復するような相場を狙って積立投資をするのは容易ではありません。そのときを待っている間に、投資で利益が得られる機会を失ってしまう可能性の方が高いでしょう。

積立投資は早めに始めるとその分だけ元本を積み増せるという点もメリットです。ぜひ思い立ったタイミングで始めてみてはいかがでしょうか。


執筆者:渡邉亮

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