株式相場の現状は?
2021.5.18

株式会社AWARDの渡邉です。

株式相場が5月に入ってからかなり下落しています。日経平均株価も4月には30,000円台のときもありましたが、現在は27000円台となっています。現在の株式相場を数字の面から見ていくとどのような状況なのでしょうか。

日経新聞のサイトから参考になる数字を抜き出して見ていきましょう。

日経新聞のサイトより


https://www.nikkei.com/markets/kabu/japanidx/

日経新聞のWEBサイトの中に、東証や日経平均について様々な面から数字が算出されているページがあります。こちらでは日本市場全体を見たときの、PER、PBR、株式益回り、配当利回りなどを見ることが可能です。

東証一部や日経平均の状況は?


それでは上記のページよりいくつか数字を抜き出してみましょう。5月17日時点の数字で、

東証一部時価総額(普通株式ベース)…6,979,176億円

日経平均純資産倍率…1.20倍

日経平均株価収益率(予想)…14.48倍

東証一部株式益回り(予想)…6.04%

日経平均平均配当利回り(予想)…1.84%

となっています。

東証一部の時価総額というのは、日本の上場企業の時価総額に近い数字になりますが、現在は700兆円近くになっていることがわかります。4月の頭頃の数字であれば時価総額は700兆円を超えていたようです。なんとなく日本の株式市場の時価総額は500~600兆円で記憶していたので、かなり大きくなっているな、という印象です。

また純資産倍率というのはPBR、株価収益率というのはPERのことになります。PBRが1.20倍、PERが14.48倍となっていますが、ここ10年くらいの日経平均のPBRとPERがどのくらいの範囲に収まっていたかの範囲を見ると、

PBR:0.9~1.5倍程度

PER:11~26倍程度

となっていました。どちらも範囲内には収まっていますよね。PBRから見ると、ちょうど適正値くらい、PERから見るとやや割安、くらいな感じでしょうか。

ここから下がったら買いどき?


さて、現在の日本の株式市場の水準は、純資産や利益の水準から見ると極端に割高、割安である、ということはなさそうでした。ということで、今はやや下落基調に見えますが、ここからさらに株価が下がった場合には株式を積極的に買っていっても良い水準になるのではないか、と個人的には考えています。日経新聞の出しているデータは株式市場の全体像を把握するのに良いので、ぜひ参考にしてみてください。

もちろん日米の金融政策などによっても適正な株価水準というのは常に変化していきますので、政策の変化にも敏感になると良いでしょう。セル・イン・メイといった様相ですが、あまり目先の値動きには一喜一憂せずに冷静な売買判断を心がけてみるのも良いかと思います。


執筆者:渡邉亮

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