販売所と取引所
2021.5.11

株式会社AWARDの渡邉です。

暗号資産(仮想通貨)を購入する場所はどこが良いかご存じでしょうか。

暗号資産を購入すると言っても、販売所と取引所の違いを理解していなければ、けっこう大きな損をすることもあります。本日は暗号資産の売買をする場所である販売所と取引所の違いをご紹介させていただきます。

bitFlyerの場合


同じ暗号資産の取引所で同じ種類の暗号資産を購入しようとしても、それが販売所なのか取引所なのかによって、売買価格には相当な差があります。

国内最大手の暗号資産取り扱い業者であるbitFlyerの例で見てみましょう。

販売所では暗号資産の売買の相手がbitFlyerであり、取引所では売買の相手がbitFlyerを利用している他の投資家ということになります。販売所ではいつでも簡単に売買ができるのに対して、取引所では同じ価格で売買を希望をしている他の投資家が現れなければ売買が成立しません。

これだけ聞くと販売所の方が使いやすそうですが、その分だけ手数料(売買時の価格差:スプレッド)が大きいことになります。

BTCとETHで見ると


例えば、2021年5月11日6時40分頃の価格で見てみると、

《販売所》

BTC 買 6,271,686円 売 5,905,413円

ETH 買 441,676円 売 418,946円

《取引所》

BTC 買売ともに6,103,585円
(別途手数料:約定数量 × 0.01 ~ 0.15%)

ETH 売買ともに436,565円
(別途手数料:約定数量 × 0.01 ~ 0.15%)

といったような差があります。

販売所で売買をするとBTC、ETHの場合で5~6%を売買の価格差で失うことになります。一方で取引所で売買した場合には、手数料0.01~0.15%がかかるのみで、その時点でのリアルタイムな価格で売買することができます。

5~6%というのは、株式で言えば取り返すのに平均して1年くらいはかかる手数料となります。少し手間をかけてこうしたロスを避けることができるかどうかで、将来的な資産額に大きな影響を与えるでしょう。

手数料をできるだけ避ける


ちなみに投資信託の場合は、全く同じものでも銀行や対面型の証券で購入すると購入時の手数料が3.3%かかるけれども、ネット証券を利用すると購入時の手数料がゼロなんてこともあります。暗号資産に限らず、ちょっとした知識の差で支払う手数料には大きな差が生まれるということですね。

暗号資産を売買したい場合には、取引所の利用がお勧めです。投資信託を売買したい場合にはネット証券がお勧めです。投資をするときには、賢くプラットフォームを選ぶようにしていきましょう。


執筆者:渡邉亮

こちらのコラムは日々金融情報に触れて頂きたいという想いから継続して配信しています。あなたにとって大切な方にぜひご紹介ください。

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