東証の5つの市場
2021.4.21

株式会社AWARDです。

東京証券取引所、略して東証についてはしばしば耳にするのではないでしょうか。日本を代表する証券取引所であり、多くの企業が上場して株式の取引が行われています。

しかし、この東京証券取引所に実は5つもの市場が存在しているのをご存じの方は意外と少ないかもしれません。本日は東京証券取引所にある5っつの市場についてご紹介させていただきます。

5つの市場の特徴


東京証券取引所にある5つの市場の名前と特徴を挙げると下記のようになります。

東証第一部…東京証券取引所最大の市場。上場企業数、株式時価総額ともに他の市場を圧倒する規模を誇る。

東証第二部…大企業から中堅企業まで幅広く上場している。機関投資家より個人投資家による取引が多い。

マザーズ…ベンチャー企業が多く上場している新興市場。

JASDAQ…マザーズと比べると実績も重視される新興市場。

TOKYO PRO Market…プロ投資家による取引が行われる市場。

一般的に東証、というと多くの方が想像するのはおそらく東証第一部のことになります。東証第一部に上場している会社の株価はTOPIX(東証株価指数)の算出にも使われています。しかし、東証第一部以外にも新興企業向けの市場や、プロだけが投資できる市場などが存在しているのです。

市場規模順に並べると?


では、これら5つの市場を市場規模順に並べるとどうなるでしょうか?2021年2月時点でのデータで並べると、

1位 東証第一部 670兆円

2位 JASDAQ 10.4兆円

3位 マザーズ 9.19兆円

4位 東証第二部 5.57兆円

5位 TOKYO PRO Market 673億円

といった順になります。圧倒的に大きいのは東証第一部であり、他の市場をすべて合わせても東証第一部の市場規模の25分の1程度となっています。それだけ東証第一部に規模の大きな企業が集中しているということですね。

投資するときに気をつけること


プロ投資家しか投資ができないTOKYO PRO Marketを除けば、どの市場に上場していたとしても証券会社を通じて株式会社への投資が可能です。ただし、気を付けたいのが、市場によって株価の値動きには特徴があるということです。

東証第一部に上場している企業の値動きは比較的緩やかですが、JASDAQやマザーズに上場している企業の値動きは大きくなる傾向があります。新興市場に上場している企業の方が時価総額も小さく、比較的小さい資金で価格の変動が起こるためです。

株式投資をする際にはどこの市場に上場している企業なのか、というところも意識すると良いかもしれませんね。


執筆者:渡邉亮

こちらのコラムは日々金融情報に触れて頂きたいという想いから継続して配信しています。あなたにとって大切な方にぜひご紹介ください。

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