ビットコイン暴落
2021.4.19

株式会社AWARDの渡邉です。

昨日はビットコインの価格が暴落した1日となりました。週末は株式市場が閉まっているので、仮想通貨に注目が集まりやすいのですが、かなり多くの方がダメージを受けたようです。

半日で70万円近くの下落


ビットコインの価格はここしばらく上がり続けていましたが、先週700万円台をつけてから徐々に下落傾向にはなってきていました。そして昨日4月18日の日本時間AM0:00頃に660万円前後をつけていたビットコインの価格は、PM0:40頃に590万円と70万円ほど暴落することになりました。

データサイトbybtのデータによると、この暴落がレバレッジをかけてビットコインのトレードを行っていた方々の間でロスカットの連鎖を引き起こし、24時間で清算されたロングポジション(買いポジション)は86億ドル(9350億円)に及んだとのことです。昨日だけで1兆円近くの買いポジションが解消されたことになります。

暴落の原因は?


暴落の原因は色々と感がられます。代表的なものとしては、

1)トルコ中央銀行が4月末より仮想通貨決済を全面禁止する方針となったこと

2)ビットコインマイニングハッシュレートの急落

3)コインベース上場に伴うご祝儀相場の反動

4)米金融機関の仮想通貨に関わるマネロン疑惑と財務省による告訴の噂

などが挙げられるでしょう。

ここのところマイナーな仮想通貨を含め全面的に価格が上昇している様子が見受けられたので、3は特に大きいのではないかと思います。ただし、急激な下落のトリガーになったのは4の噂でしょう。今のところソースは怪しくあくまでも噂にすぎないとはされていますが、金融機関がビットコインを利用したマネーロンダリングに関わっていたとすれば、かなりの大事件になるでしょう。

ただの調整か、それとも?


ビットコインは大きな調整を繰り返しながら、価値を高めてきた仮想通貨です。しかし、政府の規制などが入れば価値が大きく毀損する可能性のある脆い資産でもあります。

ここしばらくバブルの様相で急騰してきたビットコインですが、そろそろ金融の主流に定着するか、投機バブルがはじけるかの岐路に立たされているのかもしれません。今は金融機関でも仮想通貨への参入に積極的なところが増えてきていますが、この状況を政府はどう見ているのか。大きな流れはチェックしておくのがよさそうです


執筆者:渡邉亮

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