REITとは?
2021.4.6

株式会社AWARDの渡邉です。

投資をやっている方の中でも意外と知られていないREITという金融商品。小口から不動産に投資ができるという点で、なかなか優れている商品なのではないかと思います。

本日はREITについて簡単にご紹介させていただきたいと思います。

不動産の投資信託


REITとは、Real Estate Investment Trustの頭文字を取った言葉であり、『不動産投資信託』という意味になります。投資信託というのは、多くの投資家がお金を出し合って集まったお金で株式や債券などを購入して収益を分配するという商品ですが、REITはそれの不動産版ということになります。

ただし、REITの多くは上場しているため、投資信託の中でもETF(上場投資信託)などに似ている商品と言えるでしょう。ちなみに日本のREITは総称としてJ-REITと言われますが、その規模は2021年2月時点で62銘柄、時価総額は15兆6500億円、保有物件は合計4,304物件にも上ります。

昨年2020年の不動産取引市場に占めるJ-REITの買入の割合は33%となっており、不動産市場においては約3分の1を占めるビッグプレイヤーでもあるのです。

REITを買うメリットは?


個人でREITを買うメリットとしては、

・分配金がもらえる

・値上がり益が見込める

・個人で保有できない大型物件を間接的に持てる

などが挙げられるでしょうか。2021年2月時点でのJ-REITの分配金利回りを見てみると、3.71%となっています。同時期の東証一部に上場している株式の平均配当利回りが1.96%ですから、J-REITの分配金利回りはかなり高いことがお分かりいただけるのではないでしょうか。

またREITは上場していることもあり、分配金だけでなく値上がり益も見込めます。また個人で不動産投資をする場合には持てないような大型の物件、例えば六本木ヒルズなどにも少額から投資ができてしまうのもREITの面白いところです。

デメリットは?


ではREITのデメリットとしては一体どのようなものが挙げられるでしょうか。正直REITのデメリットというのはさほどないのですが、あえて挙げるとするならば、

・不動産だけでなく株式市場の影響を受ける

・個人で不動産を買うのと比べるとレバレッジが効かない

・運営内容を決算資料などから読み解く必要がある

などでしょうか。通常の不動産投資よりも簡単ではありますが、その分だけ得られるリターンが低かったり、見えにくいリスクが存在していたりします。

しかし、メリットとデメリットを天秤にかけると投資対象としては魅力のあるのがREITかと思います。ぜひ資産の一部に組み込むことを検討してみてはいかがでしょうか。


執筆者:渡邉亮

こちらのコラムは日々金融情報に触れて頂きたいという想いから継続して配信しています。あなたにとって大切な方にぜひご紹介ください。

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