Coinbase上場日確定
2021.4.5

株式会社AWARDの渡邉です。

米国の大手仮想通貨取引所であるCoinbaseが、2021年4月14日に上場することになりました。米証券取引委員会(SEC)からの許可を取得し、NASDAQへの上場を果たすとのことです。

Coinbaseという取引所についてと、その上場の持つ意味についてご紹介させていただきます。

Coinbaseとは?


Coinbaseとは2012年に創業した世界最大級の仮想通貨取引所となります。一般顧客向けの取引所であるCoinbaseと、上級者向けの取引所である「Coinbase Pro」を運営しており、サービス領域は世界30ヶ国以上、ユーザー数は4,000万人以上を誇る取引所です。

仮想通貨は取引所によって価格が若干異なっていますが、Coinbaseの取引価格を基準とすることも多いです。なお、ある調査によるとCoinbaseは仮想通貨の時価総額の約11%を保管しているとされています。これだけでも、いかにCoinbaseが巨大な取引所であるかがお分かりいただけるのではないでしょうか。

上場時の時価総額は?


Coinbaseは今回の上場でNASDAQへの直接上場という形を取ります。これは一般的に資金調達も兼ねて行われるIPOとは異なり、新たな株式は発行せずに既存の株式を一般市場で公開するという方法になります。この手法ですと新たな株式を発行することによる資金調達はできませんが、上場に伴うコストの大幅な削減や、時間短縮といったメリットが存在しています。

Coinbaseが上場するのはAppleやFacebookなどの超巨大ハイテク企業も上場しているNASDAQです。巨大な企業も存在していますが、新興企業も多く上場する市場です。ここに上場を果たすことで、米国では初となる仮想通貨取引所の上場ということになります。

こちらのNASDAQには未公開株式を取引できるプライベートマーケットが存在しており、Coinbaseの未公開株もすでに取引されて値がついているとのことです。上場時には1000億ドル(約11兆円)を超えると見られています。これは日本で言えば時価総額5位につけるNTTと並ぶ規模です。

Coinbase上場の意義


今回のCoinbaseの上場は、仮想通貨業界にとってポジティブなニュースと言えるでしょう。業界に投資をしたい、と思ったときにCoinbaseの株式を買う、という選択肢が新たにできるわけです。Coinbaseの上場の審査が通って前例ができたのをきっかけに、今後他の仮想通貨関連企業の上場が続いていく可能性もあります。

おそらく日本でもCoinbaseの取り扱いをする証券会社は複数でてくるかと思います。日本ではすでに上場企業傘下の仮想通貨取引所がいくつか存在していますが、世界基準の大手取引所であるCoinbaseの株式を買って価格の推移を観察していくのも面白いのではないでしょうか。


執筆者:渡邉亮

こちらのコラムは日々金融情報に触れて頂きたいという想いから継続して配信しています。あなたにとって大切な方にぜひご紹介ください。

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