外貨を持つ価値
2021.4.3

株式会社AWARDの渡邉です。

皆さんは外貨を持っていますか?普通に生活していると、もらう給料も使うお金も日本円でしょうから、外貨は持っていないという方も多いのではないでしょうか。

しかし、日本円しか持っていないというのは、グローバル化が進んでいる現在の社会では危険な可能性もあります。本日は外貨も持つ意味についてご紹介させていただきます。

日本円を米ドル換算すると?


世界の基軸通貨は米ドルであり、世界基準でお金の量を見るときは基本的に米ドルで換算されることになります。では日本円の価値を米ドルに換算した場合のことを考えてみましょう。

例えば1000万円持っている方の場合で考えてみましょう。1ドル=100円のときであれば、1000万円の価値は、

10万ドル

ということになります。一方で1ドル=125円のときであれば、1000万円の価値は、

8万ドル

にすぎないことになります。日本円と米ドルの為替レートが変わることで、日本円だけで資産を持っている方の米ドル換算の価値はずいぶん変わってしまうのです。一方で円高が進んで1ドル=80円になれば、1000万円の価値は、

12万5千ドル

というように、日本円の価値が高まることになります。

日本円と米ドルを半々で保有


このように為替の影響でドル換算の資産額が大きく増減するのを防ぐ方法としては、日本円建ての資産と米ドル建ての資産を半々で保有するというのが考えられます。先ほどは1ドル=100円のときに1000万円を持っている、という想定をしていましたが、1ドル=100円のときに1000万円を500万円と5万ドルにわけて保有してみたらどうなるでしょうか。

すると、1ドル=100円のときには、変わらずに、

10万ドル

相当の価値を持っていることになります。1ドル=125円のときであれば、

5万ドル+4万ドル=9万ドル

の価値を持っていることになります。1ドル=80円のときには、

5万ドル+6万2500ドル=11万2500ドル

の価値を持っていることになります。全部日本円で1000万円を持っていたときは、1ドル=80~125円の間で米ドル換算の価値が8万ドル~12万5000ドルまで変わってしまっていたのに対し、1ドル=100円のときに5万ドルと500万円にわけていた場合には、1ドル=80~125円の間で米ドル換算の価値が9万ドル~11万2500ドルの変化で収まることになります。

日本円と米ドル建ての資産を半々で持つことで、為替の変化による資産額の変動が小さくなることがわかります。

資産の半分を外貨建ての資産に


日本円の価値は普段はあまり気付かないと思いますが日々変動しています。為替の変動の影響を小さく抑えるためにも、資産の半分程度を外貨建ての資産にしておくのはお勧めです。

最近でもドル高円安がやや進んでいる傾向が見られます。ぜひ外貨建ての資産を保有する、というのを意識してやってみてはいかがでしょうか。


執筆者:渡邉亮

こちらのコラムは日々金融情報に触れて頂きたいという想いから継続して配信しています。あなたにとって大切な方にぜひご紹介ください。

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