貯蓄と投資の割合
2021.3.29

株式会社AWARDの渡邉です。

投資を始めると、貯蓄と投資の割合はどのくらいが良いか、というところがわからなくなることがあります。投資はしたいけれども、手元に置いておくお金も大事にしたい、と思う方は多いのではないでしょうか。

本日は貯蓄と投資の適切な割合について考えてみましょう。

おススメの貯蓄額は?


手元に置いておくオススメの貯蓄額としては、

《生活費(3~6ヵ月分)+直近5年以内のイベントで使うお金》

です。生活費3~6ヵ月分というのは、毎月の生活費が25万円の方の場合であれば、75~150万円くらい預金があると良いイメージです。

また直近5年以内のイベントで使うお金というのは、例えば結婚資金、家の頭金、学費などを想定しています。投資に回すとお金は増えていくことが多いですが、短期的には見込まれているようなリターンが出ない可能性もあります。

近々使う予定のお金であれば、結果にばらつきがでる投資をするよりも、貯蓄として手元に置いておくほうが安全な可能性は高いと言えます。

月々貯まるお金はどうする?


逆に言えば、こうした手元の現金を用意できている状況であれば、月々貯まるお金は全額投資しても構わないとも言えます。生活費が25万円、直近5年間に使う予定があるお金が200万円という方がいたとしたら、

25万円×6ヵ月+200万円=350万円

ほどの貯金があれば、残りのお金や月々手元に残るお金は投資に回していっても良いでしょう。その場合は、まずは、『つみたてNISA』『NISA』などが流動性が高くてオススメです。こうした口座内で投資したお金は1週間もあれば現金化できるので、流動性の点でも優れています。

また、さらに余裕がある方は『iDeCo』『企業型確定拠出年金』などにお金を入れていくのも良いでしょう。これらは60歳まで取り出せないお金になるので、老後資金の準備専門の投資になってしまいますが、税制の面では非常に優れています。

手元に現金がある程度あることで、投資の自由度は広がっていきます。

目標に合わせてリスクを取る


こうした基本的な投資を少しずつ進めていけたら、あとはご自身で達成したい目標や、負えるリスクを考えながら投資を進めていくと良いでしょう。投資のリスクを正確に把握する、というのは意外と難しいことなので、そのあたりも勉強しながら投資額は決定していくのが重要です。

投資信託などは比較的リスクの小さい投資だと思いますが、それでも10~20年に1度くらいは投資している額の3分の1以上のマイナスが出る経験をすることになります。不動産投資でも、空室がでたり、修繕の対応が必要となったり、といったことは当然のように起こるわけです。

投資で成功している方は、資産の多くの部分を投資に割り振っていることが多いですが、そこまで到達するには身を持って投資のリスクを体感していくことも必要かもしれませんね。わたしも投資の比率は現金に比べてかなり高めですが、全体のリスク管理はいつも意識するようにしています。ぜひ皆さん自分に合ったリスクの取り方を考えてみてください。


執筆者:渡邉亮

こちらのコラムは日々金融情報に触れて頂きたいという想いから継続して配信しています。あなたにとって大切な方にぜひご紹介ください。

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