権利確定日とは?
2021.3.26

株式会社AWARDの渡邉です。

3月末といえば、日本の株式市場にとっては配当が決定する会社が多いタイミングとなります。では、配当をもらえるかどうか、というのは一体どのように決まるのでしょうか?

1年間通して株式を保有している方にもらえるものなのか、それとも特定の日に株式を保有していればもらえるものなのか、どちらかご存じですか?

権利付き最終日は3月29日(月)


上記の問いに対する答えとしては、特定の日に株式を保有していれば、配当はもらえることになります。今年の3月末に配当を出す会社の場合は、

3月29日(月)から3月30日(火)

にかけて株式を保有していれば配当や株主優待を貰うことが可能です。今月の場合、3月29日(月)のことを権利付き最終日と言います。

なお3月29日(月)の日中に売却してしまった場合には権利は確定しません。3月30日に(火)にかけて保有していることが必要です。

3月30日(火)になれば株式を売却しても権利が確定します。この日のことは権利落ち日という名前がついています。なお、その翌日である3月31日(水)は権利確定日となり、権利付き最終日から権利落ち日にかけて株式を保有していた方の、配当や株主優待の権利が確定することになります。

株価の傾向


3月29日(月)の権利付き最終日は、株式投資家にとっては重要な日になります。高配当の株式などは、配当狙いの投資家が買い向かいますので、株価が上昇していく傾向が強いです。一方で権利落ち日になると、それらの株式は配当が支払われる分だけ株価が下落したりします。

また優待株に関しても同じ傾向があり、優待目当てで株式を買っている方々は、権利落ち日に株式を売却することも多いです。金銭的価値が高い優待を出している企業の株式などは権利落ち日に大きな値動きがありますので覚えておきましょう。

3月末は最も配当や優待が集中


日本の企業は年度毎に動いており、4月スタートで翌年3月末に決算を迎える場合が多いです。そのため、3月末には配当や株主優待の権利が決定する場合が多くなっているのですね。実に上場企業のうち約66%が3月末決算であるとも言われています。

まとめますと、

3月29日(月)権利付き最終日

3月30日(火)権利落ち日

3月31日(水)権利確定日

となりますので、来週は株価の動きに注意してみてはいかがでしょうか。


執筆者:渡邉亮

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