アセットアロケーション
2021.3.7

株式会社AWARDの渡邉です。

資産運用において、どの種類の資産にどれくらいの割合のお金を振り分けるか決めることを、アセットアロケーションと言います。このアセットアロケーションは、資産運用の根本にもなる部分ですので、押さえておくと良いでしょう。

本日はなぜアセットアロケーションが重要かについてご紹介させていただきます。

株式だけで資産を持つと?


資産運用を行う上で王道の資産の一つが株式です。実際に世界全体の株式市場は、過去を遡ってみると上昇し続けてきました。そのため、プロの投資家などは資産のほとんどを株式で保有している、という場合も少なくありません。

しかし、この株式には大きな弱点があります。それは、価格の変動が結構ある、ということです。例えば昨年3月のコロナショックのときを振り返ってみましょう。あのときは、1ヵ月ほどの短い期間で株式の指数が30%超下落するような場面がありました。指数で30%以上の下落ですから、個別の株式で見ればさらに大きな下落をしていた銘柄も多数あったのです。

つまり、株式というのは長期的に成長する可能性が高い資産だが、大きく目減りするタイミングもあることを覚悟しておかなければならない資産である、ということです。

他の資産を合わせて持つと?


しかし、こうした株式に他の資産を合わせて持つとどうでしょうか?例えば、です。コロナショックの際に、金の価格も一時的には下落しました。ただ、その下落の幅は小さく10%程度に抑えられていました。

株式の下落に対して金の下落の幅はかなり小さく、組み合わせて保有していると、全体としての下落幅を抑えるクッションの役割を果たしてくれるのです。

また、他にも株式の下落の影響を抑えてくれる資産としては債券なども考えられます。コロナショックのタイミングでは米国で利下げなどが行われたのもあり、むしろ債券の価格は上昇しました。

値動きが違う資産を組み合わせる


アセットアロケーションは、「現預金」「国内株式」「国内債券」「外国株式」「外国債券」「不動産」「商品・金」などの近い特性を持つ資産をどのように組み合わせるか、ということを意味します。すべてを株式で保有していると、株式価格が下落するときにはすべての資産が下落してしまうので、現金や債券や金などを上手く組み合わせると安心して資産を持ち続けることができるかもしれません。

ぜひ組み合わせで資産を保有する、というのを意識してみてください。


執筆者:渡邉亮

こちらのコラムは日々金融情報に触れて頂きたいという想いから継続して配信しています。あなたにとって大切な方にぜひご紹介ください。

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