バフェット氏、自社株買い
2021.2.28

株式会社AWARDの渡邉です。

毎年恒例のウォーレン・バフェット氏の株主への手紙が公開されました。世界有数のお金持ちであり、バークシャー・ハサウェイという企業の経営者でもあるバフェット氏。

投資界の巨人は今、なにを考えているのでしょうか。

現在の資産額は?


ウォーレン・バフェット氏は2020年のフォーブス世界長者番付で4位につけており、資産額は約8.22兆円となっていました。バフェット氏の資産の大半は自身が率いるバークシャー・ハサウェイの株式であり、このバークシャー・ハサウェイの株価が高まれば、バフェット氏の資産も増えていくことになります。

そして、このバークシャー・ハサウェイは多くの上場企業、未上場企業への投資でリターンを得ていることで有名な会社となります。バフェット氏の投資成績とされるものは、基本的にはこのバークシャー・ハサウェイが会社として買っている株式から得られているリターンと考えれば良いでしょう。

現在バークシャー・ハサウェイが最も大きい比率で持っているのはAppleの株式であり、世界一の時価総額を誇る企業の大株主がバフェット氏の会社ということになります。

2020年のバフェット氏の投資は?


バフェット氏は株価が落ち込んでいるときに大きな投資を実行する、超バリュー投資家として知られています。別の見方をすれば逆張り投資ということもできるでしょうが、その哲学からすると逆張りという考え方でなく、本来その会社が持つ事業の価値よりも著しく安い株価がついているときに、株式を購入する、というのを徹底しているのだと思います。

2020年はコロナショックもあったため、バフェット氏の出番は多いかと思われましたが、世界各国の対応で素早く金融・財政政策が行われたため、バフェット氏が狙っていた株式の買い場は訪れなかったようです。新規の投資としては、中国の電気自動車メーカーの比亜迪や、日本の伊藤忠商事などの株式を取得しています。

また、2020年のバークシャー・ハサウェイは、自社株買いに巨額のお金を投じたようです。2020年12月期の自社株買い総額は、同社としては過去最大の247億ドル(2兆5935億円)に上りました。市場の会社よりも、自社の株式の方が魅力があると判断した、ということになります。

現金保有額も過去最大


また、巨額な自社株買いを実行した一方で、2020年12月末のバークシャーの現金は1380億ドルまで大きくなっており、こちらも過去最大とのことです。投資の世界のカリスマが投資先に悩むくらい、現在の市場は難易度が高いということでもあるかと思います。

バフェット氏の考え、行動もぜひ皆さんの参考にしてみてください。何十年もの間、投資の世界で勝ち続けているバフェット氏からは学ぶべきところが非常に多いはずです。


執筆者:渡邉亮

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