日経平均1,200円超下落
2021.2.27

株式会社AWARDの渡邉です。

昨日は日経平均株価が1,200円以上下落しました。久しぶりに大きな幅で下落した日経平均株価ですが、今後の展開はどのように予想されるのでしょうか。

4年8か月ぶりの下げ幅


2月26日の日経平均株価は、前日比1,202円安の2万8,966円へと急落しました。下げ幅は2016年6月以来、4年8カ月ぶりの大きさだとのことです。しかし、ここで注意したいのは、下げ幅は日経平均株価の値が大きくなればなるほど大きくなりやすいことです。

実際に下げの厳しさでいったら、昨年の2~3月にかけてのコロナショックの時の方が上のように思います。

・急上昇した後には、急落があること

・そもそもの価格が大きくなっていれば値動きの幅は大きくなること

といったところは押さえておきたいですね。

米金利高を警戒


昨日のコラムでも取り上げましたが、日経平均急落のきっかけは米国の長期金利上昇が原因となっています。2月25日の米市場では、10年物国債利回りが一時1.61%と約1年ぶりの水準に急上昇(債券価格は急落)しました。

米国では新型コロナウイルスに対応するための巨額の財政出動などが要因となり、インフレ率がすこしずつ上昇しています。インフレ率に沿って米国の長期金利も上昇していくという思惑が広がり、金利高が進んでいる状況にあるということです。

従来は10年債利回りが2021年末までに1.50%程度に上昇するとの予想が多かったとのことですが、21年末より前に2%に到達するのではないか、という声も増えているようです。長期金利が上昇すれば、これまで市場の成長を牽引してきたグロース株が売られ、それが結果的に市場全体での下落に繋がっているということですね。

金利のつかない資産も


米国の長期金利は投資家の市場に対する見通しが表れてきます。トレードを行っている方は変化に敏感になるようにしましょう。また、ビットコイン、金などの金利がつかない資産も、債券の金利が上昇してくると魅力が薄れますから。価格が下がっているかと思います。

しばらく今のように金利に振り回される展開が続く可能性は高いですが、分散投資や先を見据えた長期投資を行うことで乗り切っていきましょう。


執筆者:渡邉亮

こちらのコラムは日々金融情報に触れて頂きたいという想いから継続して配信しています。あなたにとって大切な方にぜひご紹介ください。

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