iDeCoの加入者数
2021.2.22

株式会社AWARDの渡邉です。

個人型確定拠出年金《iDeCo》。老後の資金作りのためには、非常に優れた制度です。しかし、このiDeCoなかなか世の中に浸透が進んでいません。

本日はiDeCoのメリットと、加入者数などについてご紹介していきたいと思います。

iDeCoのメリット


iDeCoのメリットはなんと言っても、税制の優遇がすごいというところにあります。

1.掛け金が全額所得控除

2.運用益が非課税

3.受取時に税制優遇

この3つのメリットにより、普通に投資信託を積み立てるよりも最終的に受け取れる金額はかなり大きくなることが考えられます。

1に関しては年収500万円の会社員の方が、上限額である月々23,000円を積み立てた場合、年間の税制メリットは55,700円にも上ります。30年間継続すると150万円を超える所得税・住民税を浮かすことができることになります。

2に関しては《つみたてNISA》などでも同様のメリットを享受できますが、iDeCoの良いのは商品を途中で売り買いしても枠がなくなったりしないこと。つみたてNISAの場合は、途中で売却したらその分の非課税枠がなくなってしまうので、iDeCoの方が経済状況に対応して運用方法を変えることができ柔軟性が高いです。

3に関しては退職所得控除や公的年金等控除を用いて、税制優遇された上でお金を受け取ることができます。貰い方によって税金は変わるので、自分に有利な制度を利用すれば良いでしょう。

デメリットは?


一方でiDeCoのデメリットはなんなのでしょうか。月々少額ながら管理手数料がかかるなどもデメリットではありますが、最大のデメリットは60歳まで引き出しができない、ということでしょう。

この60歳まで引き出しができない、という点を重視して加入を見送る方も多いようです。実際のところ子育てや家の購入には使えないお金になってしまうため、きちんとライフプランニングをして将来の見通しが立っている方でなくては使いにくい制度と言えるかもしれません。

逆に言えば、ライフプランニングをして将来的に余裕を持って子育て資金や住宅資金は確保できそう、という方だけがiDeCoの税制メリットを享受できる、とも言えます。ライフプランニングをしっかり行うことは、金銭的なメリットが大きいですね。

現在の加入者数


iDeCoの加入者数は2020年10月時点で175.6万人加入対象者数に占める加入者の割合は2.6%となっています。非常に優れた制度ですが、活用できている方は約38人に1人程度である、ということですね。実際にはもっと加入しても良い方は多いと思いますので、ライフプランニングができていなかったり、制度の存在を知らないことで損している方もいらっしゃるのではないかと思います。

途中で引き出せないなどクセが強い制度であるiDeCoですが、上手に使えば将来のために大きな資産を作ることができる武器となります。自分の場合は加入すべきかどうか、ぜひしっかりと検討してみてください。


執筆者:渡邉亮

こちらのコラムは日々金融情報に触れて頂きたいという想いから継続して配信しています。あなたにとって大切な方にぜひご紹介ください。

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