テスラがビットコイン購入
2021.2.9

株式会社AWARDの渡邉です。

昨日ビットコイン(BTC)の価格が急騰しました。いったい何が起こったのか?と思いましたが、なんとテスラがBTCを15億ドル分購入したことを発表したことが要因でした。

なぜテスラはBTCを購入したのか?その背景についてご紹介していきます。

イーロン・マスクのBTC贔屓


ここ最近でテスラを率いるイーロン・マスク氏はBTC贔屓の発言を繰り返していました。先月は自身のツイッターアカウントの自己紹介ページに「Bitcoin」の文字を追加していましたし、今月に入ってからは音声SNSのclubhouseにて、

・ビットコインは良いものだ

・8年前に買っておくべきだった

といった発言をしていました。現在BTCの需要は多くの若者などに支えられており、こうした同氏の発言は彼の人気を高めるのにも一役買っているようです。

電気とBTC


さて、しかしテスラは単にマスク氏の好みでBTCを買ったわけではないかもしれません。テスラは電気自動車の会社であり、ソーラーエネルギーの普及にも力を入れています。例えばソーラーパネルを発売したり、蓄電池を発売したりといったところです。

そして、電気とBTCの間には密接な関連があります。BTCを採掘するマイニングという行為には、大量の電気を使います。高性能なコンピューターと、電気があればBTCを新たに生み出すことができるのです。

実はテスラはBTCの普及によって恩恵を受ける部分があるのではないか?ということが考えられるわけです。太陽光で発電した電気は蓄電池で貯めることもできるでしょうが、今後もBTCが価値を保ち続ける前提であればマイニングによってBTCという価値に変換して貯蔵することもできます。

蓄電池にとってBTCはライバルにもなりそうですが、今後さらに面白い仕掛けをしてくるかもしれません。案外マイニングマシーンの販売なんかも始めたりする可能性もゼロではないかもですね。

マスク氏だから許される?


しかし、今回のように上場企業が大量のBTCを購入するというのは、企業によっては株主から大いに批判がでそうなところでもあります。自分が投資しているのはその企業だと思っていたら、その一部がBTCに変わっちゃうわけですからね。

ただ、マスク氏のようなカリスマの場合、こういった経営判断が案外支持される可能性はあるでしょう。彼ならそんなこともやりかねない、といったキャラクターというのもあります。伝統的な企業だったら許されないことが、許されてしまうというのもテスラやマスク氏の面白さと言えそうです。

市場がテスラの経営判断をどう判断するかは興味深いところです。ちなみにBTCの購入が伝わった昨日の株価は+1.31%となりました。今後の株価にも要注目です。


執筆者:渡邉亮

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