ヘッジファンドの戦略
2021.2.5

株式会社AWARDの渡邉です。

皆さんはヘッジファンド、という名前のつく投資商品を見たことがありますか?

なかなか普段目にすることはありませんが、株式等とは異なる値動きをするため世界の富裕層や機関投資家が資産の中に組み込んでいる商品です。

本日はヘッジファンドとその戦略についてご紹介させていただきます。

ヘッジファンドとは?


ヘッジファンドとは、金融派生商品など複数の金融商品に分散化させて、高い運用収益を得ようとする代替投資(オルタナティブ投資)の一つとなります。

こちらは《ヘッジ》+《ファンド》という2つの言葉の組み合わせでできており、ヘッジというのは所謂リスクヘッジのことを指し、ファンドというのは投資信託のことを指します。つまり、ヘッジファンドというのはリスクヘッジをしながら収益の機会を狙っていくような投資信託ということですね。

ヘッジファンドというとなんとなく危なそうなイメージを持つ方が多いのですが、実際には株式などと比べてリスクが低いものも多いのです。

様々な戦略


ヘッジファンドは金融派生商品などを利用することで、株式市場が上昇したときに限らずに絶対的な収益を狙っていくことになります。そのため、株式市場が下落したときにも利益が出せるような戦略をとっています。代表的なヘッジファンドの戦略としては、

ロング・ショート

グローバル・マクロ

アービトラージ

などが存在しています。それぞれの細かい特徴は省きますが、どの戦略も『売り』を手段として持っています。通常株式に投資したり、金などの現物に投資をする場合は、買いから入って売るという選択肢以外ありません。しかし、ヘッジファンドは先物などのデリバティブ商品を駆使することで相場が下落したときでも利益を狙いにいくことができます。

ヘッジファンドも千差万別?


さて、様々な戦略があるヘッジファンドですが、実際の中身は千差万別です。例えば先日1年足らずで200倍の株価になったGame Stopの株式を空売りしていたヘッジファンドは破綻の危機に追い込まれたようですが、別のファンドは発足時以来10年、20年と一度も単年で損をしたことがない、という実績を積み重ねています

一口にヘッジファンドと言っても、中身を見たり仕組みを知るまでは良し悪しの判断は難しいということですね。皆さんも今後ヘッジファンドの購入を検討する機会がありましたら、その中身をしっかりチェックするようにしてみてください。


執筆者:渡邉亮

こちらのコラムは日々金融情報に触れて頂きたいという想いから継続して配信しています。あなたにとって大切な方にぜひご紹介ください。

カテゴリーから記事を探す