30年前の100万円
2021.1.26

株式会社AWARDの渡邉です。

もし30年前に戻れて100万円を投資できたとしたら、今そのお金はどのくらいになっているのでしょうか。本日は30年前に色々な資産に対して投資をしたらいくらぐらいになっていたのか見ていきたいと思います。

データはそれぞれmyINDEX(https://myindex.jp/)のものを引用させていただいています。

日本株 vs 米国株


まずは日本株と米国株で比較をしてみましょう。期間は1991年1月~2020年12月末までで、日本円換算の配当込みリターンとします。日本株の指数はTOPIX、米国株の指数はS&P500を利用して結果を見てみると、

日本株:161万円

米国株:1,608万円

という結果になりました。30年前の100万円が、日本株に投資していたら約1.6倍にしかなっていなかったのが、米国株に投資していたら約16倍になっていたということですね。日本は30年前というとバブル崩壊による株価下落の最中だったためかなり不利な条件ですが、それでもこの差には驚かされます。

先進国株 vs 新興国株


それでは次に先進国株と新興国株で差を見てみましょう。期間は同様で、やはり日本円換算の配当込みリターンで見てみます。利用した指数は、先進国株がMSCI World Index、新興国株がMSCI Emerging Markets Indexです。すると、

先進国株:875万円

新興国株:1,124万円

という結果となりました。先進国株で約9倍、新興国株で約11倍とやや新興国株が上回る結果となりました。なんとなく先進国と比べると新興国の方がリターンは大きいのでは?と思う方は多いと思いますが、実際のところ過去30年だと少し新興国の方が良かったことになります。

しかし、米国株の指数と比べると新興国株の指数が見劣りするというのも面白い結果ですね。

ゴールド vs プラチナ


ここまでは株式の比較でしたが、最近盛り上がっている基金属(ゴールドなど)へ投資した場合はどうなのでしょうか。ゴールドとプラチナについて30年前に100万円投資したらいくらになっているかを見てみたいと思います。使った指数はゴールドがロンドン金価格、プラチナがロンドンプラチナ価格です。すると、

ゴールド:375万円

プラチナ:198万円

という結果になりました。30年間でゴールドに投資していたら約4倍に、プラチナに投資していたら約2倍になったということですね。現金で置いておくよりは貴金属に投資していた方が良い結果だったようです。しかし、株式と比較すると少し見劣りしてしまいますね。こうした貴金属は配当もないですし、値段が自然と上がっていく仕組みを持っていないため、株式と比べるとお金が増えにくい資産であると言えます。

いかがでしたでしょうか。30年前に投資をしたらいくらにお金が増えていたのか、というのを見ると投資に対するモチベーションも上がってくるのではないでしょうか。過去の結果が未来の結果と一致するわけではないですが、参考にはなるのではないかと思います。

ぜひ投資を恐れずに積極的にチャレンジしていっていただくきっかけになれば嬉しいです。


執筆者:渡邉亮

こちらのコラムは日々金融情報に触れて頂きたいという想いから継続して配信しています。あなたにとって大切な方にぜひご紹介ください。

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