家庭科で投資の授業
2021.1.25

株式会社AWARDの渡邉です。

2022年度より高校の家庭科で投資信託についての授業が行われるとのことです。国が推進しているiDeCo、NISA、つみたてNISAなどの利用が広がったり、高校生が投資に関して興味を持つという意味でとても価値がある取り組みなのではないでしょうか。

日本の金融教育の遅れ


日本は金融教育においては世界でもかなり遅れている国です。金融リテラシーに関しての調査では先進国では最下位レベルであり、世界で3番目に大きな経済規模を誇る国としてはかなり残念な状況にあります。

米国や英国では学校の授業で金融リテラシーを高めるための教育が以前より行われており、その成果もあるのか個人の金融資産は日本と比較するとかなり良いペースで増えています。学校での教育というのは、国民全体の知識レベルに大きな影響を与えると思いますから、2022年から始まる投資教育はとても良い取り組みなのではと思います。

なぜ投資信託が取り扱われる?


高校の家庭科で始まる投資教育では、主に投資信託について取り組みが行われるようです。投資信託を学校で教えるというのは個人的には大賛成です。なぜならば投資信託は資産運用について考えるときにコアな資産になる力を持った投資商品だからです。

今でこそ超低コストで100円から証券口座などで購入が可能になっている投資信託ですが、昔はそんな優良な商品はありませんでした。現在つみたてNISAなどで推奨されることの多いインデックス型の商品などは、華々しい成績を上げるのは難しいかもしれませんが、過去の歴史を振り返ると長期で投資すれば非常に高い確率で資産が増えるのが約束されていると言えます。素晴らしい商品が手軽に投資できる時代だからこそ、教育の現場で情報が伝わっていくのはとても価値がありますね。

個別株式と比べて動きがマイルドで一定のリターンを見込める投資信託。iDeCoやつみたてNISAを積極的に若いときから利用し投資信託を購入していってもらうことで、多くの個人の老後の資金対策などは解決の方向に向かうのではないでしょうか。

先生方も実体験と学びを


さて、投資の授業が導入されることになるのは家庭科の授業であるとのことですが、実際に投資をやっている家庭科の先生はあまり多くはないかもしれません。実際のところiDeCoやつみたてNISAはとても良い制度ですが、日本の対象者の中で実際に取り組んでいる方の割合はまだ数%に過ぎないそうです。

やはり高校生に教える上でも実体験がある方に話をしていただいた方が好ましいですよね。ぜひ高校の先生方にはこの1年ほどの間でiDeCoやつみたてNISAを始めてみて、実体験から生徒さんたちに教育をしていっていただきたいところです。わたしももし高校から呼んでもらえる機会などあれば、興味を持っていただけるように色々とお伝えさせていただきたいと思います。


執筆者:渡邉亮

こちらのコラムは日々金融情報に触れて頂きたいという想いから継続して配信しています。あなたにとって大切な方にぜひご紹介ください。

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