お金の機能
2021.1.24

株式会社AWARDの渡邉です。

お金の機能についてあなたは考えたことがあるでしょうか?本日はお金の持つ機能についてご紹介させていただきたいと思います。

お金の3つの機能


お金の機能としては、下記の3つが挙げられます。

1. 交換機能(決済機能)

2. 価値の尺度機能

3. 価値の保存機能

1は買い物をするときに利用しているお金の機能ですね。お金がまだない時代は、人々の間では物々交換が行われていました。しかし、物々交換は相手がほしいと思うものをタイミング良くこちらが持っていなければ成立しません。それでは不便なので、物々交換の間で媒介になるものとしてお金を用意したわけです。これはお金の起源でもあります。

2は物に値段をつけることで価値の尺度となるという機能ですね。お寿司ひとつをとってみても回転寿司と銀座で食べるお寿司とでは値段が違うわけですが、それが価値の違いを生み出しています。1貫100円のお寿司と1貫2000円のお寿司とでは価格には20倍の差があるわけですが、見た目だけで価値を判断するのは困難でしょう。お金という存在があり、それによって値段がついていることでわたしたちは価値を判断できるわけです。

価値の保存機能


そして3の価値の保存機能です。この機能によって、世の中にはお金持ちとそうでない方の差が生まれました。昔から狩りが上手い、採集が上手いなどで、人々の間に生産性の高い低いの差はありました。しかし、獲ってきた獲物はそのままにしておけば腐ってしまいますし、採ってきた木の実なども同様だったはずです。

食べ物は腐っていってしまうことで、特定の誰かをお金持ちにする、ということはありませんでした。しかし、価値を保存できるお金ができてからは、人々の間でお金持ちとそうでない方の差が生まれてくることになりました。お金は昔から傷みにくく保存しやすいものが使われています。貝殻、塩、石、金属、紙幣などがそうですね。

価値の保存機能はの世の中に貧富の差を生みました。

保存したお金は増やせるように


そして、この保存されているお金から、さらにお金を生み出す手段ができました。それは人にお金を貸す、という方法です。十分なお金を保存することができてない方は、生活に困ったときにはお金をどうにかして手に入れなければなりません。そのときに、自分よりもお金を持っている人のもとからお金を借りるわけです。後々自分がお金を得たときに返す約束をするわけですね。

しかし、お金持ちはそこでただ返してもらうだけでは意味がないですから、貸した分よりも多くのお金を返してくれるように要求するわけです。これが金利です。お金からお金を生み出す、という概念は価値の保存機能を持ったお金の貸し借りに金利をつけるところから始まったわけです。

金利ができたことで、さらに世の中では貧富の差が拡大していくことになりました。こうしたお金の起源を知ると、自分がどのような行動を取れば良いか、なんとなくわかってきませんか?価値の保存機能と金利の力を最大限に利用することを意識していただければと思います。


執筆者:渡邉亮

こちらのコラムは日々金融情報に触れて頂きたいという想いから継続して配信しています。あなたにとって大切な方にぜひご紹介ください。

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