退職準備金 用意してますか?【老後】
2016.6.21

株式会社AWARDの渡邉です。世界有数の規模と歴史を持つフィデリティという独立系資産運用グループから5月に発表されたデータに、非常に興味深いものがありましたので紹介させて頂きます。サラリーマン10,000人を対象にした 退職準備金 等に関するアンケートに対する結果です。

まず退職後の最も心配していることはなにか?という設問に対する答えですが、皆さんどのようなものを想像なさるでしょうか?親の介護・自分自身や家族の健康等、いろいろなものが考えられると思います。しかし、アンケートにて圧倒的に多かったのは定年退職後の生活費が足りなくなることでした。このような退職後のお金の心配を回答した方は実に52.6%に上りました。

ではその不安を解消しうる公的年金に対してはどのように考えてらっしゃる方が多いのでしょうか。公的年金は安心できるか?という設問もあったのですが、とても安心できる ・まあまあ安心できる・ あまり安心できない・ 不安だ・ わからない、の5段階で回答されていました。そのうち、とても安心できる、と回答した方はなんとわずか1.8%。まあまあ安心できると答えた方は7.9%でした。公的年金で老後の生活が保障されていると考えてらっしゃる方は、10%にも満たない、ということになるでしょう。

老後の最大の不安はお金のこと、けれども公的年金もあまりあてには出来ない、といった多くの方の考えが現れている結果であると言えるのではないでしょうか。このような状況ですから、多くの方が老後に備えた貯金を出来ているのではないか、と思われる方も多いでしょう。しかし実態はそうではありません。退職まで残り10年前後であると考えられる50代の方でも退職準備金が1000万円以上あるという方は30%以下しかない、という結果が出ています。70%以上の方が老後への不安を抱えつつも、退職時のための金銭的な準備は十分できていない、というのが現状であるということです。さらには、退職準備金が0円である、との回答も25%以上ありました。公的年金に対しての不安を抱えつつも、全くお金を準備していない、どのような準備をすれば良いかわからない、という方がたくさんいらっしゃるということですね。

今回は不安になるような話ばかりの紹介となってしまいましたが、レポートの中ではそういった退職所得に対するギャップを埋める可能性があるデータについても紹介がされています。次回は退職準備金が大きい方の特徴についても紹介させて頂きます。

カテゴリーから記事を探す