資産と負債の違い
2021.1.17

株式会社AWARDの渡邉です。

皆さんは資産と負債の違いをご存じでしょうか。パッと見た感じでイメージはできると思いますが、正確にそこを理解している方は意外と少ないのかもしれません。

本日は資産と負債の違いについてご紹介します。

辞書上の定義は?


Googleで調べて出てくるOxford Languagesの定義によると、

資産とは、

《土地・家屋・金銭などの財産。法律で、資本にすることができる財産。》

とされています。一方で負債とは、

《他から金銭や物資を借りること。その借りたもの。また、債務。》

とされています。

簡単にこの2つの定義を表現するとするならば、資産というのはお金に変えることができる財産であり、負債というのは誰かから借りており、いずれ返さなくてはいけない数字上のお金と考えることができるかと思います。

財産というのは手元でお金に換えることができるのに対して、負債というのは形あるものとしては存在しないというのも特徴ですね。いずれ返さなくてはいけない、という義務があるだけで手元に今あるお金ではない、ということになります。

有名な別な定義


さて、資産と負債についての通常の定義は上記のようなものですが、一方で有名な『金持ち父さん貧乏父さん』に載っている定義があります。その定義を見てみると、

資産は、

《あなたのポケットにお金を入れてくれるもの。》

負債は、

《あなたのポケットからお金を取っていくもの。》

とされています。つまり、お金を生み出すものは資産であるが、お金を生み出さず手元からお金を奪っていくものは負債だ、という定義になります。

この定義はとても面白く、マイホームについては通常のOxford Languagesの定義と逆になります。Oxford Languagesの定義上は、売却して換金できるものですからマイホームは資産となります。しかし、金持ち父さん貧乏父さんの定義では、固定資産税や住宅ローンや火災保険料などを手元から奪っていくマイホームは負債、ということになるのです。

皆さんはどちらが正しいと思いますか?

お金を作りやすい考え方は?


実際のところ、マイホームはお金を生み出さないとはいえ、それによって居住できるという価値を享受することができます。この価値のことを帰属家賃と言い、本来そこに住む場合に払う家賃分を経済的価値として受け取っていると考えます。そのため、金持ち父さん貧乏父さんの定義をそのまま鵜呑みにするのは無理があります。

しかし、自分の手元にお金を生み出してくれるものを資産とする、という考え方は、お金持ちになる上ではとても使える考え方です。『お金を生み出さないただの現金は資産ではない!』『株式や不動産のように自分にお金をもたらしてくれるものが資産だ!』と定義して、それらを買い進めていく努力を積み重ねれば、自然と本来の辞書の定義にある資産は増えていくでしょうし、手元のお金も増えていくことになるでしょう。

正しい理解をした上で、ぜひ皆さんの手元でもお金を生み出すような資産を増やしていけると良いですね。


執筆者:渡邉亮

こちらのコラムは日々金融情報に触れて頂きたいという想いから継続して配信しています。あなたにとって大切な方にぜひご紹介ください。

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