BTC市場最高値更新
2020.12.1

株式会社AWARDの渡邉です。

昨晩ビットコイン(BTC)がドルベースでの市場最高値を更新しました。過去の最高値を含めて確認していきましょう。

ドルベースでの価格


CoinDeskのビットコイン・プライス・インデックス(BPI)によると、日本時間で12月1日に日付が変わった頃に、ドルベースでの最高値を更新しました。これまでの最高値は2017年12月に記録した19783ドルでしたが、19,800ドル台をを記録しています。

ビットコイン・プライス・インデックス

BTCを長く保有してきた方にとっては、かなり喜ばしい記録更新だったのではないでしょうか。BTCはこの3年間何度も騰落を繰り返してきましたが、なかなか高値の更新はできていませんでした。3年ぶりの記録更新ですから、久々に暗号資産の評価額が過去最高になった、という方も多いかと思います。

機関投資家の参入が大きい?


最近ではシカゴ取引所(CME)における先物市場も記録的な成長を遂げているとのことです。取引環境が整ってきたことで、機関投資家が参入の姿勢を強めていることもBTCの価格には良い影響を与えているように思います。

またウォレットアプリを運営するスクエアは第3四半期、ビットコイン関連の売上収益としては過去最高の10億ドルをあげたとのこと。10月にはペイパルも暗号資産に関するサービスの計画を発表しましたが、ニーズが高まっていることで予定よりも早くサービスをローンチするとのことです。

今回ドルベースで史上最高値を更新したBTCですが、個人投資家の盛り上がりは前回高値をつけた2017年12月ほどではない印象です。機関投資家が本格的に参入してくるとしたら、市場にとっては良いことかと思います。

金融緩和の影響は大きい


さて、こうしたBTCの価格ですが、実は金融市場と密接に関わっていることを忘れてはいけません。新型コロナウイルスの影響で世界は歴史的な緩和モードに入っています。そこで余った資金が投資先を求めており、そして高いリターンが期待できるBTCに集まってきている、という観点ですね。

株式もかなり割高な水準ですが、BTCに関しては本質的な価値を評価できないため、逆に高い価格を正当化しやすいというのがあります。金融政策の流れをBTC価格とともに注視していただければと思います。


執筆者:渡邉亮

こちらのコラムは日々金融情報に触れて頂きたいという想いから継続して配信しています。あなたにとって大切な方にぜひご紹介ください。

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