仮想通貨による詐欺
2020.11.28

株式会社AWARDの渡邉です。

仮想通貨が非常に盛り上がっておりますが、そんなときこそ身を引き締めないといけないときです。

本日は仮想通貨を使った詐欺についてご紹介させていただきたいと思います。

犯罪に使われやすい仮想通貨


仮想通貨は送金や価値の保存に使われるデジタル通貨です。暗号化をしてあるのと、自由にウォレットと呼ばれる保管場所を作ることができるので、銀行などの金融機関を通さなくても送金や価値の保存ができる点はとても優れていると言えます。

しかし、その高い匿名性と無数に作れるウォレットという特性によって詐欺などに使われやすい傾向があります。これは仮想通貨の闇の部分と言えます。またデジタル通貨であるため、ハッキングなどの被害にも気をつける必要があります。コインチェックで2018年に600億円相当の仮想通貨が不正送金されたのは記憶に新しいところではないでしょうか。

過去最大の仮想通貨の詐欺


最近ではPlus Tokenという仮想通貨業界では過去最大となる詐欺で逮捕者が出たりもしました。こちらのPlus Tokenは配当が出る仮想通貨であるとして配当を出していましたが、その裏付けや実態はなく破綻した、といったものになります。Plus Tokenは海外発ではありますが、日本にも話は入ってきていたのでコラムをお読みの方の中でも被害にあわれた方はいらっしゃるかもしれません。

昨日のCOINPOSTというメディアによると、Plus Tokenの集めていた仮想通貨は中国当局によって押収され、その価値は現在のレート換算で42億ドル(4,371億円)を超える規模になるとのことです。これらの資産は法に従って処理され、換金された資産は国庫に帰属するとのことです。詐欺で集まった資金を中国政府が押収して国庫に入れるというのも、ずいぶんな話ですね。

仮想通貨自体は悪くないが


仮想通貨自体は技術に裏付けされており、金融機関なども参入してきている将来有望な分野です。しかし、匿名性の高さなどから詐欺などの犯罪に使われやすいのも事実です。Plus Tokenの場合はポンジ・スキームという有名な詐欺スキームが使われておりましたが、このスキームの特徴は高い配当をうたうところです。月利〇%、日利〇%といった高い配当をうたっている話には最大限の注意を払うようにしてください。

こうした詐欺で奪われたお金は取り返すのは非常に難易度が高いです。一回奪われたら戻ってこないと考えて、しっかりと自衛をするようにしましょう。


執筆者:渡邉亮

こちらのコラムは日々金融情報に触れて頂きたいという想いから継続して配信しています。あなたにとって大切な方にぜひご紹介ください。

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