ワクチンの見通し
2020.11.23

株式会社AWARDの渡邉です。

米国で新型コロナウイルスに伴うワクチン接種に対する見通しがでてきました。具体的な日付等まで出てきているので、スケジュール感をイメージしておいても良いかもしれません。

第1号のワクチンは申請済み


米製薬大手ファイザーは、11月20日に米食品医薬品局(FDA)にワクチンの緊急使用許可を申請しました。こちらはビオンテクと共同開発のワクチンで、有効率は95%以上を示しているとのことです。

現在はFDAの承認を待っている状態であり、12月10日にこのワクチンを承認するかどうかを議論する有識者による会合が開かれる見通しだとのことです。

米政府でワクチン開発を指揮するチームの首席顧問の方はインタビューに対して、承認から24時間以内に各州へのワクチンの輸送が始まるという見方を示しています。つまり12月11日にもワクチンの接種が米国では始まる可能性があるということになります。

米国では感染が急拡大


日本でも新型コロナウイルスの再拡大は連日ニュースになっていますが、米国でもかなり厳しい状態になってるようです。日本では連日2,000人以上の新規感染者が報告されていますが、米国では過去6日間で100万人以上の新規感染者が報告されています。過去最多を更新して感染者数は増え続けています。

感染の爆発的拡大を防ぐためには、一定割合の方が新型コロナウイルスに対する免疫を獲得する必要があり、それを集団免疫と言ったりします。そして、集団免疫に必要な免疫を獲得する人の割合は、約7割とのことです。

米国ではワクチン承認後、2021年5月を目標に集団免疫の獲得を目指しているとのことです。

まだワクチンは未承認だが


まだ新型コロナウイルスのワクチンは承認されているわけではないのですが、ここまで具体的に日程が出てきたのは希望が持てる話です。すでに世界中の株式市場は新型コロナウイルスのワクチンの開発成功をある程度織り込み上昇しています。

株式によっては将来の業績を織り込み過ぎているので、今後苦しくなるかもしれません。足元の業績が安定している企業が出遅れている場合があるので、評価される企業群が変化してくることも考えておくと良さそうですね。


執筆者:渡邉亮

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