バリュー株とグロース株
2020.11.12

株式会社AWARDの渡邉です。

自分で色々な情報を調べて銘柄を選択する株式投資は、指標に沿った投資を行うインデックス投資よりも難易度は上がりますが、楽しさもあるものです。

そんな株式投資において、どんな株式に投資するかというときに『バリュー株』『グロース株』という言葉が出てくることがあります。本日はそんなバリュー株、グロース株についてご紹介させていただきたいと思います。

バリュー株とは?


バリュー株のバリューは英語でいうと《value》です。日本語に直すと、お値打ち株、といった感じになるでしょうか。意味としては企業の価値に比べて、現在の株価が割安である株となります。

では企業の価値はどのように計られるものなのでしょう。それは企業が出している利益の額や企業の持つ資産の額によって計られます。つまり、利益をたくさん出していて資産もたくさん持っているが、その割に株価が低め、というのがバリュー株ということですね。

米国のバンガードが出しているバリュー株を集めたETFがあるのですが、その構成銘柄で最も多く含まれるのは、バフェット氏の率いる《バークシャー・ハサウェイ》です。こちらは1年間の利益の約15倍の株価がついています。

グロース株とは?


グロース株のグロースは、《growth》です。日本語ですと、成長株、ということになるでしょう。意味としては、今後売上・利益などの更なる成長が期待できる株ということになります。

現在は利益や資産の額に比べて株価が割高だとしても、今後利益や資産が2倍になるとするなれば、その割高さは解消されるかもしれません。つまり、グロース株は将来的にお値打ちになる、つまりバリュー株に変わっていく可能性がある株式と言えるかと思います。

グロース株についてもバンガードが出しているETFがありますが、その構成銘柄で最も多く含まれるのは、iPhone、iPadの《アップル》です。こちらは1年間の利益の約36倍の株価がついています。バークシャー・ハサウェイと比べると、利益の額に対して2倍以上高い価格がついているということですね。

どちらが良いのか


さて、では気になるのはバリュー株とグロース株、どちらを購入するのが良いのか?というところかと思います。これに関しては正解はなく、時代によってどちらが優位かというのは変わってきました。例えば1970~1990年頃というのはバリュー株優位な時代が続いていたそうですが、ここ何年間かは圧倒的にグロース株優位となっています。

先ほど出てきたバンガードの2つのETFで配当も含む5年間のトータルリターンを見ると、バリュー株の方が8.90%/年、グロース株の方が16.91%/年と圧倒的にグロース株の方が良い成績を出しています。

こうした結果だけを見るとグロース株の方が良さそうですが、この状況はいつ変化するかわかりません。何をきっかけに変化するのかについては、また別の機会にご紹介させていただきたいと思います。

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