日本の投資信託の課題①【資産運用】
2016.6.14

株式会社AWARDの會田です。皆さんは投資信託を買ったことがありますか?銀行やゆうちょの窓口、証券会社の営業の方などがお勧めしてくる事の多い商品になります。しかし、日本の投資信託のマーケットは様々な課題を抱えていると言えます。今回と次回に分けてそんな投資信託の課題について書かせて頂きます。

まず投資信託とはいったいなんなのでしょうか。簡単に言うと、投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する商品になります。そして運用の成果をそれぞれの方の投資額に応じて分配する仕組みとなっています。

例えば株ですと1社の株を購入するのに通常は数万円以上はかかってきます。パッと手元にあるお金で分散投資をしよう、と思っても中々ハードルは高いと言えます。ましてや債券などになると、100万円単位でしか購入できないことも多く、分散投資を行うのが難しいでしょう。しかし、多くの人が集まり資金を運用する投資信託であれば、最小500円から様々な資産へと分散投資を行うことが出来てしまいます。これは投資家の方にとってはとても大きなメリットですよね。

しかし、日本で本当に良い投資信託を購入しようとすると非常に難しい現状があります。それはなぜかと言うと多くの金融機関が自社が売りたい商品を販売してきたことにより、購入に値するのか疑問を持ってしまうような投資信託が非常に多く存在しているからです。2013年2月のデータですと、個人で購入できる投資信託数というのは実に3376本もありました。3000本以上ある投資信託ですが、どんどん資金が流出してしまっているようなものも多いです。資金が流出していくと投資信託としては取れる戦略が減っていきますので運用成績もジリ貧になっていくことが考えられるでしょう。

はっきり申し上げると、3000本以上ある投資信託の中で『価値がある』と自信を持って言えるものは恐らく100本もありません。これは長い歴史の中で、投資信託が金融機関にとっての単なる手数料稼ぎの道具のように扱われてきたからであると言えます。次回は投資信託の抱える課題について具体例をいくつか挙げさせて頂きます。

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