新型コロナ 再拡大
2020.10.27

株式会社AWARDの渡邉です。

日本では比較的感染が抑えられている新型コロナウイルスですが、世界各国では感染が再拡大しています。特に欧米ではその傾向が顕著で、これからくる北半球の冬の時期にどれだけ感染が抑えられるか、そしてワクチンの普及がいつかなどが経済の回復には重要になってきそうです。

欧米での感染状況


新型コロナウイルスの感染状況ですが、米国では新規感染者数が連続で過去最多を更新し、フランスでは1日の感染者数が5万人を超えてきています。

また厳しい外出制限を再度導入する国も出てきており、スペインは全国的な夜間外出禁止を発表し、イタリアは5月以来で最も厳しい措置を導入しています。

現在、世界の新型コロナ感染者数は4,300万人を超えてきており、死者数は115万人を上回りました。感染拡大しやすい冬を迎えるにあたって北半球の国々は正念場を迎えるといった様相です。

ワクチンの開発状況


一方で新型コロナウイルスに対抗するワクチンの報告も上がるようになってきています。

英オックスフォード大学とアストラゼネカが共同開発したワクチン候補の臨床試験では、年齢が高めの成人と高齢者に強い免疫応答が見られたとのことです。また、米ジョンソン・エンド・ジョンソンは、来年1月には緊急使用向けに最初のワクチンを提供する準備が整う可能性があるとの見通しを示しています。

また、米ファイザーと独ビオンテックは、新型コロナウイルスに対するmRNAワクチン候補については、ドイツや米国などで国際共同第II/III相試験が進められています。日本でも同ワクチン候補の臨床試験は始まっており、世界各国のデータを集めた上で日本でも早期にワクチンが使用可能になるかもしれません。11月第3週に同ワクチンは米国で承認申請が提出される見込みになっています。

今年の冬には間に合わないかもしれませんが、感染被害を抑える上でワクチンは大きな希望となりそうです。

感染拡大で株価は下落

感染の拡大を受けて、米国では週明けの株価は大きく下落することになりました。

NYダウは、前週末比650ドル19セント(2.3%)安の2万7685ドル38セントで取引を終えましたが、一時965ドル下げた場面もありました。

11月3日の米国大統領選に加えて、新型コロナも市場に大きな不確実性をもたらしています。夏の間比較的堅調だった株式市場ですが、すこし警戒を強めた方が良い場面かもしれませんね。


執筆者:渡邉亮

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